時速300キロで、
動いていて、
1時間後にどこにいるか?
と、問われれば、
300キロ先にいると、
算数が出来れば、
答えるだろう。
このように、
位置と、運動量が、
決まれば、一つの
行き先が、決まるような、
物理学を、
決定論的物理学という。
ニュートン力学、
相対性理論が、
これに該当する。
この場合、
神様は、
未来を見通していて、
運命は決まっている、
と考える。
欧米人の人生観は、
大抵、この考え方だ、という。
「私は、何のために、
産まれてきたのだろう」
という、
問いに通じる。
量子力学の神様は、
こうはいかない。
サイコロを、振るのである!!