現在はクレジットとetcが別々になった分離型のカードが主流となっています。
クレジット一体型のetcカードがあまり普及しないのは、これまでここで述べてきたようなデメリットがあるからだと思われます。

クレジットカードを不正使用された時には、クレジットカード会社で補償されることが多くなりました。
この場合被害額が多くなってしまうと、クレジットカード会社は損をしてしまうということになりますね。
etcとクレジットが一体型になったカードは、不正使用されると分離型に比べると被害額が大きくなってしまいます。
そうなるとクレジットカード会社の補償額も大きくなるということです。
クレジットカード会社はなるべく補償額を少なくしたいですから、etcとクレジット一体型のカードはあまり発行したくないと思ってしまうでしょう。
分離型をアピールして、利用者を増やしたいと思うのではないでしょうか。

これからもetcとクレジットの一体型カードよりも、分離型の方が発行枚数は増えることでしょう。
利用者にとって不都合なのであれば問題がありますが、分離型の方が利用者にはメリットも多くなっています。
ですからこれは特に悪い風潮ではないと言えるでしょう。