民児協の会議と研修会、そして新年懇談会(新年会)が夕方から有った。
会議は大した事は無かったが、研修会は「認知症の基礎知識」と題して話しを聞いた。
現在日本の認知症高齢者は160万人、高齢者世帯の7世帯に1人認知症患者が居る事になると言う。
認知症は誰でもかかる可能性の有る脳障害だそうだ。
認知症にも種類が有って、「アルツハイマー型」と「脳血管性」が有って、前者は脳の萎縮によるもので、女性が多くなり、校舎は、脳梗塞などで脳への血流が悪くなって、結果脳細胞が死滅して起こり、男性に多いと言う。
現在認知症を完治させる薬は無いが、進行を遅らせる薬は有り、極近い将来、治る薬が出来ると言っていた。
早期発見が重要と言って、初期の症状のサインとして「身なりを気にしなくなった」「好きだったことへの関心が無くなった」「怒りっぽくなった」「外出や人に会うことをおっくうがる」「ものの名前がでてこなくなった」「料理や車の運転が出来なくなった」などだそうだ。
小生は「ものの名前が出てこなくなった」が当てはまるが、例えば「2日前の夕食で何を食べたか」を思い出す作業に、昨日は何を、2日前は何をとさかのぼって考える人は、認知症では無いのだそうだ。
認知症になると「何も分からなくなるから幸せだ」と言うが、そうではなく、感情やプライドは保たれているので、周囲に対し不安を抱き、周りの対応次第では、焦燥感、怒りなどを感じ易くなると言う。
俳諧も安住な場所(昔住んでた家など)を探して歩いているのだそうだ。
こうした研修から、我々民生委員は認知症を疑われる人を、早期に診察を受けるためのフォローをする。
認知症と疑われる人に、焦燥感や怒りを感じさせない配慮した対応が必要と言う事を知った。
新年懇親会は、酒も出ての新年会の様なもので、酒の弱い小生は途中から眠くなったが、カラオケを唄えと言ってくる先輩が居て、ついつい「俵星玄藩」を唄ってしまった。
宴会用のカラオケだったので、浪曲の部分が無く物足りなかった感が有った。
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