台風19号通過時に測定したセンサデータ | 矢田 裕一のブログ

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好きな京都のこと、模型のことを綴っていきたいと思います

この時期に台風の話も恐縮ですが

去年、台風19号が接近、通過時に環境センサが反応するかどうか試してみました

 

確認しようと思ったきっかけは自宅近くに気象庁の観測点がなく

気象庁データと身近に起きている事象と少なからず乖離しているのでは

と感じていました

 

使用したセンサは下記2種類で

電子工作で有名な秋月電子さんより購入しました

 

・温湿度、気圧センサ BOSH BME280

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-09421/

 

・9軸センサ BOSH BMX055

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-13010/

 

データ測定でいつも話題になるのは確度の問題で

ISOのトレーサビリティが取得出来ていないと意味がないではという話もあります

ただし、今回まは動作状況を確認する事が大事でトレーサビリティを守る事が

事の本質ではないと思います

 

測定結果は下記の様になりました

 

 

やはり、台風が近づくと気圧が低下し湿度が上昇する傾向にあります

あと面白いと感じたのは、加速度Y軸データも台風が近づくにつれて変化しています

 

想定ですが

台風の風によって建物に力が加わり、それをセンサが拾ってものだと思われます

 

購入したセンサの価格はそれぞれ1000円前後で安価ですが

これだけはっきりとしたデータが出てくるのではあれば

避難判断の一助等の防災に活用できるかも知れません

 

余り見せたくないのですが(単純にみっともない理由だけです)

実際に使用しているボード写真です

すみません ピンぼけしてます

 

 

メインボードはソニー エスプレセンスを使用しており

通信はi2c経由(3.3V)で行っています

 

IDEはArduinoを使用しています

手前真ん中がBME280、右側がBMX055です

 

データはSDカードに保存しています