先日閉館になりました四条京町家さんに
先週の金曜日に模型製作の取材を兼ねて見学に出向きました
玄関からオクニワまでの通路でお食事の用意等色んな
家の用事をここで行っていました
十畳の間で畳の大きさは京間の畳より少し小さいのが
ひかれています
床の間に使用されている木材は現在では入手できない
材料が使われています
最後に
この日もそうでしたが、町家の中にいているとどういう訳か
心が静まります
これは四条京町家さんに限らずまた大小に関わらず
他の町家さんにお伺いした時には同じ様な体験をします
普段、最近のモルタルやコンクリート建物の中で生活していると
この様な経験はまずありません
町家は現在の生活環境には合わないかも知れませんが
気持ち面で心を静かにさせてくれるなにかがあり
私たちが必要としているものを持っていると思います
そういう意味では本当になくしても良いものかどうか
考えさせられてしまいます