カープの優勝が完全に消滅しました。


サンケイスポーツでは、

球団としては新井監督の続投を

基本線としている、という旨の

報道が出ましたね。


個人的には新井監督の責任は

そこまで大きくないと思っているし、

むしろこの戦力を優勝争いにまで

導いた名将だと思っているので、

続投は当たり前です。


ただ、強いて新井監督の采配で

気になるところがあるとすれば、

次の点かなと思います。


① 先発陣のコンディションに

気を使いすぎた


② 代打による畳み掛けが

無かった



まず①ですが、

9月になって大瀬良、森下、

床田が軒並み失速しました。


これ、思い返せば

オープン戦でそれらの投手って

3回とか4回で交代する試合

ばかりでしたよね。


故障を避ける狙いがあったのかと

思いますが、そういう采配が

失速に影響した可能性があります。


春の投げ込みが充分じゃないから、

体力が足りなくなって

9月にバテたのではないか…


そこはしっかり検証してもらいたいです。



そして②ですが、

新井監督は代打をあまり

積極的に使いませんよね。


まぁこれは、自分の采配の

好みというところもあるんですが、

勝負どころではどんどん代打を

つぎ込んで欲しいなぁと思うんです。


今月中旬だったと思いますが、

巨人戦で菅野が投げていた試合で、

阿部監督は5回で菅野に代えて

代打・秋広という采配を

してきました。


その秋広のタイムリーで、

カープとしては「うーわ…」と

気持ちが沈んで、

流れが完全に巨人に

行きましたよね。


そういう采配が新井監督にら

足りなかったんじゃないかな、と。


中村奨成にしても田村にしても、

二軍に落とす前にもうちょっと

使う場面あったよね?と

思いますね。


代打を使うということ自体が

「なんとしてもここで点を取るんだ」

というメッセージになり、

チームを鼓舞する効果を

生むと思うので、

もう少しそういう采配を

積極的にして欲しかったです。



そういう攻撃的な野手起用が

少ない分、とにかくスタメンで

出ている選手を信じるしかない、

というような起用法になったので、

「信じる」ということはできても

「流れを変える」ということは

できなかった。


チームの流れが悪くなったときに

「次こそ打ってくれる」と信じるのか、

それとも「流れを変えるために積極的に

ベンチの選手を使ってみよう」と

考えるのか。


そこを1度、検証してもらいたいなと

思います。



チームの流れが悪くなったときに

「次こそ打ってくれる」と信じるのか、

それとも「流れを変えるために積極的に

ベンチの選手を使ってみよう」と

考えるのか。


そこを1度、検証してもらいたいなぁと

個人的には思います。