カープは明日から、
松山の坊ちゃんスタジアムで
ヤクルト戦なんですね。

坊ちゃんスタジアムといえば
思い出す試合があって、
それは2012年の7月4日の阪神戦です。


9回表のカープの攻撃、
カープは2点負けていたんですよね。

阪神のピッチャーは榎田。

たしか、藤川が離脱中ということで、
榎田が抑えをやっていた時期だったと
思います。

榎田が2アウトまではとったのですが、
迎、天谷、そして当時ルーキーの菊池の
3連打で、1点を返します。

状況は2アウト1・2塁。

ここで、2塁走者・天谷と
1塁走者・菊池がダブルスチールを決め、
逆転のランナーまで得点圏に
進みました。


逆転への機運が高まる中、
打席には梵。

梵はあまり調子が良くなくて、
打率は2割3分台です。

この日も全然タイミングが
合っていない。

そして“案の定”と言っては
失礼ですが、
ボール球の変化球を空振り、
三振をしたんですね。

普通なら、これで試合終了。

しかし、ここで奇跡が起こります。

この変化球が暴投となって、
振り逃げが成立したんです。

そして振り逃げの間に、
同点の走者・天谷、
さらには2塁走者の菊池まで
一気に本塁に生還し、
なんとカープは振り逃げで
逆転に成功しました。

若い頃の菊池のスピードは
凄まじかった。

その菊池の走力も光って、
カープは逆転に成功しました。

9回2アウトからの奇跡ですよね。




まぁ、日頃の行いが良ければ、
こうやって運が味方することも
ある、ということでしょうか。。。

坊ちゃんスタジアムでの試合は、
ただじゃ終わらない、という
印象がありますね。