こんばんは、
情報通信コンサルタント三原です


前回は社会保障庁のデータから
日本の現状をお話しました。

今回は2016年度の労働経済白書
からの報告を元にお話しします。



今、実際に自分や社員の教育に
いくら投資をしていますか?

2016年度の労働経済白書によると
教育訓練など人的資本への企業の
支出の増加率は、

・2006年から10年にかけて
・米国、ドイツ、英国はプラス
・日本は10%超のマイナス

でした。


また、効率的な労務、工程管理の
実現に役立つソフトウエア開発
など情報関連分野への投資額も

・06年から10年までの増加率は
・日本は約2%
・米英独はその約2~3倍

に達しています。


このことから、今後もどんどん
日本と世界とのビジネスレベルの
差が広がることが予想されます。


長引く不況の影響で従業員教育に
お金を回せないのはわかります。

すぐにやめる従業員にそんな
投資価値があるのかと悩むのも
分かります。

新しいシステムを入れても
使えるか自信がないと思うのも
分かります。

けれど、そう思ってこのままで
いれば確実に「暗い未来」しか
待っていないのも事実です。


まずは出来るところから、
比較的費用がかからないことから
始めてみてください。


そうするだけで、日本国内での
ライバルとの差はぐんと開きます。