息子がT4Kのマウスピース治療を始めてもうすぐ丸2年。
検診に行ってきました。
(息子の口元画像出ます)
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正面から
スナップ写真の切り抜き
元々ガミースマイル気味(私の遺伝)なので多少の歯茎感はありますが、
ひどい出っ歯という感じではなくなりました。
上の前歯もすきっ歯だったのがピッタリくっついて良い感じ〜
因みに治療開始前の2年前はこんな感じでした↓
2021年春(この角度!)
2021年夏(やっぱりかなり出てますね)
医師の診察でも良い感じとの事でした。
犬歯は今は八重歯みたいに見えるかもしれないけど、スペースは充分だしもう少ししたら下がってくるからね〜と言われました。
今回も診察+調整代5000円。
このままいけばマウスピースだけでいけそうとの事で良かったです。
歯並びや噛み合わせは脳に影響あるので、吃音やチック改善に良いかも?みたいな淡い期待がありましたが、
それに関しては特に改善はありません〜(ショボン)
話は変わって私の専門学校の話。
一応目指しているのが社会福祉士であるので、かなりの分野を幅広く勉強しています。
育児、地域福祉、高齢、障害者、マイノリティ、福祉の歴史…とまあ色々あり、
最近のジェンダーとかヤングケアラーとかめちゃくちゃ手広くやるんですが、
勉強すればするほど、
「これまで(主に)女性に色々押し付けて、家事育児は誰にでも出来るとか、主婦は3食昼寝付きとか穀潰しとか散々馬鹿にしたツケが今出てきてるのでは?」
という感想しか出ません笑
必ず誰かがしなければいけないケア労働を、嫁だから母だからと当たり前にやって、
近所の高齢者の安否は井戸端会議で何気なく探って、
早退した病児や通院が必要な高齢者がいれば即座に動き、
毎日ほぼ定刻には出来立てのご飯が出てくる生活。
これ、当たり前じゃないですからね。
今福祉のどこの分野も人手不足ですが、
これまで女性が暗黙のうちに担ってたものを、女性の社会進出とか活躍とか謳って、
事更にケア労働の価値を低いものとして(意図的ではないにしろ)、貶めてきたから…だとしか私は思えません。
独居高齢者の見守りや送迎問題、ワンオペ育児、学童や保育園の待機児童問題、医療的ケア児の24時間介護、
これらみーんな、お母さんならやれ、嫁ならやれ、で無償労働して、反論しようもんなら「誰に食わせて貰ってんの?」で封じられてきた事で、
今ようやく多様性や権利としてそれらから離れる事も認められて、
人手が無いって焦ってるわけじゃないですか〜…
(ケア労働は女性に限りませんけど歴史的にほぼ女性なのでこの言い方にしてます)
あ、福祉とは少し離れますが最近読んで一番面白かった本はこれです。↓
経済学の父と呼ばれるアダムスミス。
「我々が食事を手にいれられるのは、肉屋や酒屋やパン屋の善意ではなく、彼らが自分の利益を考えるからだ」
という一文で有名ですけど、
アダムスミス自身は一生独身で母親が全部身の回りの家事やってたらしいです。
「で、そのステーキ誰が焼いたんですか?」
(本文より)
結局、ケア労働の価値はいつの時代も置き去り。
経済活動は確かに肉屋やパン屋の善意ではないし、フリーランチだって存在しないけれど、
それならば無償のケア労働は??
っていう話です。
保育士や介護士のお給料が低いと言われているのも、結局はその流れの話ですよね。
ケア労働、自分以外の誰かに気を配る事、
それが結局のところお金を産み出したりしなくとも、
もっともっと尊重されるべきでは?と思います