トイレの棚に
予備のトイレットペーパーを補充するのを
背の高いだんなさんに
毎回お願いしている
昨日は出勤前に
いつも通りトイレットペーパーを
補充してくれた
んが
わたしが補充してほしかった
前に買っておいた方のペーパーではなく
それよりも後に買った
2倍巻きの新しい方を
だんなさんは補充してくれたのだ
「古い方から補充して」って
伝え忘れてたーーーー
わたしの当たり前は
「古い方から使う」
でもそれは
だんなさんの当たり前では
なかった
「古い方から
補充してほしかったのにぃ
」
と文句を言っても
わたしが伝えとかなかったのが
圧倒的に悪い
と頭ではわかっていても
なぜかめっっっちゃムカつく
補充してくれたことに
まずは「ありがとう」なのに
めっっっちゃムカつく
ムカつきが治まらないまま
とりあえずだんなさんを
会社へ送り出して
その後家事とをしながら
「なんでこんなにムカつくのか？」
を考えてみた
「古い方から使わなかったから」
が最初に思い浮かんだけど
なんかイマイチピンとこない
それだけではこんなにもムカッとしない
しばらくすると
「あっ！」
と気づいた
前に買った
古い方のトイレットペーパーは
あまり好きではなくて
もったいないからというだけで
がまんして使ってた
最近やっと
新しいお気に入りが見つかって
使い終わったらそっちに切り替えようと
思ってたところ
「これさえなくなれば
がまんがなくなる♡」
と期待していたのに
その思いは無惨にも
裏切られてしまったのだ
早く使い切って
スッキリしたかったのに
だんなさんのせいで
がまんが延長された!!
とわたしの意識が
勝手に誤作動してたのだ
↑ヒドい
と書くと
えっ、そんなこと!?
と思うかもしれない
でも
「えっ、そんなこと!?」
って思うようなことだからこそ
自分でも気づけなかったりする
自分だけのこだわり
自分だけのルール
つまり
自分が大切にしてるもの
を理解せずして
「古いものから使わないなんて
！」
と「普通は」という正義を
振りがさしていては
だんなさんにいつまでも
当たり散らすことになりかねない
感情には必ず
＂理由＂があります
それを見つけてあげられるのって
＂自分だけ＂なんです
わかったフリ
なかったフリをしないで
その自分にとって大切なものを
＂自分が＂わかってあげるだけで
わいた感情が消えたりするものです
わたしの怒りも魔法のように治まった
もし
怒りをコントロールする術が
あるとしたら
それは
「なんで今そう思った？」
「なんで今そう感じた？」
とまるで自分だけの
優しい執事のように
自分に寄り添うこと
なのです
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心理カウンセラー たかはしえりこ
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