このことを
いつ書こうかな
って思ってた
ってか
記事にまとめられる日が
来るのか?
っていうくらい
雲をつかむような
あやふやな自分の感情の
うつろいを
どう言葉にして
カタチにしたらいいかわからずに
ちょっと置いておいたんだけど
もう1週間以上が過ぎたから
いいかな
6月に入ってから2回
婦人科の検査に行ってきた
結果から言うと
問題はなかったんだけど
ことの発端は
1月に受けた健康診断
29歳のときに
自律神経失調症を
患ってから抱えてた不定愁訴も
年々良くなってきてたし
結婚してからは特に
体調も回復して
自分としてはまったく
問題なかったんだけど
診断の結果は
わたしの予想に反して
ひとつだけ
要再検査の項目があった
「貧血」
4月に内科を受診して
処方された薬で
血液の数値は上がったけれど
根本の原因は
わからないまま
なので
6月に婦人科で検査してみた
というわけなのです
そしたら
たまたま行った病院の先生が
おじいちゃん先生で
ベテランではあるけど
コミュニケーションが
うまくとれず
検査を受けたあとの問診で
結果の詳しい説明もないまま
「2週間後にもう一回検査」
って言われちゃって
えっ!?
そんなにわたしは悪いのか
って勝手に悪い方に
思い込んじゃって
検査に行って
余計に不安になって
帰ってきたのです(笑)
わたしはもしかしたら
死ぬのかもしれない
っていう恐怖にのまれて
毎日というか毎瞬が
地獄のようにしんどくて
夜な夜な布団で泣きながら
恐怖に震えるわたしに
だんなさんは呆れるでもなく
いつもそばにいてくれて
病気の話も
「うんうん」て
聞いてくれて
ほんとに感謝しても
しきれない
恐怖を感じながらも
信頼できる人が
近くにいてくれる温かさを
たくさん感じながら迎えた
2回目の検査の日
病院に着くまでは
怖くて怖くて
しょうがなかったけど
診察を受けるときには
腹もすわってて
1回目のときの学びから
2回目はぜったいに逃さねえ
とばかりに
相変わらず説明の少ない問診で
自ら質問し
それでもわからないことは
看護師さんを捕まえて
検査結果のことやらなんやら
不安なところを全部聞いた
検査結果は
1週間程度で出るから
なにかあった場合のみ
電話連絡すると言われ
あれから1週間以上たった今日でも
電話がないから
大丈夫だったんだろうな←
去年の8月に入籍してから
来月でまる1年になる
あんなに望んで
やっと叶った結婚生活も
日がたつにつれて
それが"日常"に変わるころ
すべてが
当たり前になりすぎて
いつのまにか
"特別なこと"を
求めるようになってた
日常では飽き足らず
なんかつまんない
って思うようにもなってた
でも
この「もうすぐ死ぬかもしれない」
っていう恐怖体験のおかげで
身に染みてわかったんだよね
毎日のこの当たり前の生活が
当たり前に続いていることが
実はどれだけ特別なことか
っていうことを
もし病気になって
入院することになったら
この家でこうして過ごすことさえ
できなくなってしまう
そう思ったら
この家にいられること
だんなさんと
朝ごはんが食べられること
それから
だんなさんのパンツを
たたむことでさえ
それができる
っていうことが
いかに幸せなことか
っていうことに
あらためて気づかされた
幸せになるには
いかに多くのものを手に入るか
じゃないんだよね
多くのものを手に入れても
幸せを感じる力がなければ
人は幸せにはなれない
検査が終わって
それまでの平和な日常に
戻っただけで
現実はなにひとつ
変わってないけど
だんなさんの
パンツをたたむことにさえ
幸福感を感じられるように
なったわたしは
検査前よりも確実に
"幸せ"になったのだ
高橋えりこ
いつもありがとうございます♡
*LINE@にいただくメッセージについて*
LINE@にいただくメッセージは、
お送りいただいた時点でブログへの掲載を
ご承諾いただいいるものとみなしますので
その旨ご了承くださいませ。
読者登録してもらえるとうれしいです