このタイトル何かと言いますと

Skoop On Somebody(以下、S.O.S) というアーティストが歌う、Mood 4 Luv という歌の歌詞の一部なんですが

艶友さんでS.O.Sファンのキウさんとの話の中で、
『この言葉を、慶喜さんに言わせたい!』
と盛り上がり、
『じゃあ言わせようじゃないか!』
ということで書いてみたものです♪


実は二人とも慶喜さん推しじゃないのに慶喜さんを指名したあたりwww

彼が一番似合う!と踏んだからです( ´艸`)
でも本当は、本命だったら平常心保てないだろうから…というのもあるwww



では!

“君がいる景色に今夜も感謝を!”by徳川慶喜

超短編ですが、いってみよー!



今夜も慶喜さんはお座敷に呼んでくれた

いつにもまして上機嫌にお酒を飲んでいる

『慶喜さん、何かいいことでもありましたか?』

「お前をこうして独り占めできることが嬉しくてね」


いつものお座敷と変わらないのに、私といることをこんなに喜んでくれる

そんな言葉に鼓動が早まり、仕事中ということも忘れてしまいそうになる

「○○、お酌してくれないか?」

空の杯を差し出し、慶喜さんが微笑む

『あっ…、すみません、ただ今』

目の前に進み、お酒を注ぐ


すると彼は突然真面目な顔になり、真っ直ぐ私の目を射抜いてきた

「いつもと変わらない部屋だけど、お前がいるだけで世界が彩られるようだね」

そして、満たされた杯を軽く掲げ、

「お前がいるこの景色に、今夜も感謝を」

そう言って、くっと杯のお酒を飲み干した




おまけ


お互いの推しの旦那様も軽く書いてみました♪


“君がいる景色に今夜も感謝を!”by藍屋秋斉



秋斉さんに頼まれて、お茶を淹れて持っていった

秋斉さんの分と…私の分も


彼は縁側にいた

透き通るような夜空に浮かぶ月を眺める横顔に、思わず見とれてしまう

『秋斉さん、お茶をお持ちしました』

「ああ、おおきに ○○はんも座りよし」


促されて隣に腰を下ろす

「今夜の月はとっても綺麗やけど…」

月に向けられていた彼の視線が、私の方へ向けられる

「○○はんと一緒に見る月は、なんやいつもより綺麗に見えますな」

そんな風景を一緒に見られる…

そう小さく呟いた秋斉さんの切れ長の目が、私の瞳を釘付けにする

「あんさんがおるこの景色に、今夜も感謝を」

妖艶な微笑みを浮かべた彼が、そう言って私の髪をひと撫でした




おまけ・2


“君がいる景色に今夜も感謝を!”by土方歳三


お座敷が終わり、土方さんを揚屋の外まで見送る

『今日は…ありがとうございました』

ずっと会えないわけじゃないのに、別れるときは寂しくなる

「そんな顔をするんじゃねぇ」

ふっと優しく笑った彼が、私の頭をそっと撫でる

「でも…そんな顔のお前も悪くないな」

くっと喉を鳴らした彼が、目を細めて微笑む


島原の店々の灯りが、夜の街を緩やかに彩る

この時間では、いつもの風景だ

「お前にこうして送られるから、俺はまたお前に会いに来れる」

花街の幻想的な風景だからこそ、男たちをそんな気持ちにさせるんだ

夢を見る場所だから…

彼はそう呟いた

「そんな風景を、俺は嫌いじゃない むしろ…」

彼は私を抱き寄せ、耳元でこう言った

「そこにこうしてお前がいるこの景色に、今夜も感謝を」


いかがでしたでしょうか?

( ´艸`)

ぜったい言わないであろう旦那様に言わせるにはクサイ言葉でしたwww


でも慶喜さんだと、想像するだけでもしっくりきて、甘くて胸焼けしてむせそうですwww

:゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)