随分と間が空きました(汗)

忘れてたわけじゃないよ!www


ときめきデート・坂本龍馬様
ヾ(@^▽^@)ノ

土佐弁、わかりません!!
あやしい…っていうかおかしいです!
ゴメンナサイ!!!orz

それでも行っちゃうよ
ヾ(@^▽^@)ノ

DREAMS COME TRUE/a little waltz
をBGMにデートをお楽しみください♪

携帯ではみられないかもしれません
いつもゴメンナサイ(汗)





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



天気のいいお休みの日

私と龍馬さんは、小高い丘にやってきていた

いつも行かない場所への、二人きりでのちょっとした遠出に、昨日からそわそわして眠れなかった


丘といっても、私の足でも十分歩けるような緩やかなところで、まるで散歩の延長のような感覚だったけど…

「○○、大丈夫か?」

時々私を覗き込んで気遣ってくれる龍馬さんの気持ちが嬉しくて、疲れも忘れて笑顔になる


大丈夫です、と言ったそばから小さな小石につまずいて体勢を崩した私を受け止めた彼は、

「おまんの大丈夫は信用ならん」

と、小さくため息をつきながら笑って、左手を差し出してくれた

恥ずかしさと嬉しさが入り混じって熱くなっていく顔を気づかれないように、そっと彼の手を握り返す

右手に私の荷物、左手で私の手を繋いだ龍馬さんは、小鳥のさえずりや木々の萌える緑に感動しながら、足取り軽く先を進んでいく

そんな彼が、頼もしいのに少しかわいくて、思わず笑みがこぼれる


「さぁ、ついたぜよ」

到着したところは、丘のてっぺんで

花が咲き乱れ、蝶が舞う、広い野原だった

『うわぁ!なんてキレイ…』

「そうじゃろ わしの取っておきの場所じゃ」

そう言った龍馬さんは、荷物を下ろし、私の右手から手をそっと離した

そして両手を空にかざすように伸びをして、

「空が青くて、緑が綺麗で、鳥が鳴いて、空気がうまくて…
 
こんな贅沢はないぜよ!」

今日の太陽に負けないくらいに眩しい笑顔の彼

その笑顔を見るだけで、なんとも言えない幸せな気持ちになる

私も彼の隣に歩み寄り、同じように伸びをして空気をいっぱい吸い込む

『本当に、こんな贅沢はありませんね』

そう言った私を、龍馬さんは嬉しそうに眺めていた

大切なものを愛しむような、温かい優しい瞳で

恥ずかしくて思わず話題を逸らす

『そ、そうだ、龍馬さん、私お弁当作ってきたんです

 一緒に食べませんか?』

そう、今朝早起きして、二人分のお弁当を作ったんだ

龍馬さんが持っていてくれた荷物の中身は、実はこのお弁当だった

簡単なものしか作れなかったけど、龍馬さんはとっても喜んでくれて

「わしのために、こんなうまい弁当を作ってくれたとは

 まっこと今日は幸せな日じゃな」

太陽の下、おにぎりを美味しそうにほおばる彼が眩しくて

私が作るものを食べてくれることがくすぐったくて、嬉しくて

思わず彼に見とれてしまう



そんな私の視線に気づいた龍馬さんが、私の方を優しく向き、


「おまんが隣りにおってくれることが、一番の贅沢じゃな」


ふいにそう言われて、顔が熱くなる

だって、私も同じこと思ってたから…

龍馬さんの取っておきの場所に連れてきてもらって、二人で過ごせて…

こんな贅沢はない




「この場所は、どの季節もとても綺麗な風景ぜよ

 移り変わる風景を、またこうしておまんと見れたら幸せじゃな」

『じゃあ龍馬さん…また私をこの場所へ連れてきてください

夏も秋も冬も…また次の春も』


…ずっと一緒にいてください…


そんな心の声が届いたのか、私の手に、彼の大きな温かい手が重なる

どちらからともなく見つめあい、そしてそっと彼の肩に頭をあずけた



木々を揺らす風のざわめきと、鳥の声しか聞こえない

これからも二人で笑いながら歩いていけたらいいなぁと願いながら、彼自身のような大きくて優しい自然の中、いつまでも寄り添っていた





―a little waltz・完―



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


この歌、確かシングルではないけど、大好きな歌です

改めて聴いたら、龍馬さんにピッタリなんじゃない?って思って


静かに見守る意志(ちから)は
いつしか心を強くする
嵐の雲も遥か上は 上天気



っていう歌詞が好きです


お弁当を作っていって一緒に食べるっていうアイデアは、寿々しゃんからいただきました♪
随分前のことで…寿々しゃん覚えてるかな(・Θ・;)