2015年7月車当時住んでいたコロラド州フォートコリンズからサウス・ダコタ州へ 車で旅をしました。

2日目は、
ラシュモア山車グー


ラシュモア山は、サウスダコタ州の西側に位置するブラックヒルズ(古くから アメリカ・インディアンスー族の聖地と呼ばれた)にあります。

この辺りは、1848年頃からのゴールドラッシュ期に 白人とスー族との激しい抗争が繰り広げられていました。

1868年 アメリカ政府は一度、この地を「グレート・スー・ネイション(偉大なるスーの国)」として確約しました。

しかし…

数年後にこの約束は一方的に破棄され、この土地も政府によって没収されてしまいました。


その後、ラシュモア山という大きな岩山に、

歴代4人の大統領の顔が刻まれ

マウントラシュモア国定モニュメントとして観光地化され、現在に至っています。

前日は、キーストーンの宿に泊まっていました。

まずは(下の地図の)黄色いラインの16Aという道を進み、一つ目の分岐で244という道に入ります。

分岐点はひとつだけ。あとはひたすら道なりです車

キーストーンの宿を出て1時間ほど走った頃、


「顔だーー!!!びっくり

岩山に、かなりインパクトのある顔がひしめき合っているのが車内から見えてきました。

一度、車を停めて写真を撮りました。
画質が悪くすみませんアセアセ

手前が私の頭で、奥の岩山に顔が彫られているのが見えますでしょうか。。?

この時点でけっこう近く感じたのですが、ふもと付近まではまだあと20分ほどかかりました。

それほどこの岩の彫造が巨大だということを実感しました。

ふもとまで近づいてみると。。


私達の頭上はるか遠くに、大統領たちの顔が!

かなり見上げる感じでした。
(高さは18mあるそうです)

アップにすると。。

左からジョージ・ワシントントーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーン

1927年〜1941年まで14年をかけて、硬質な花崗岩をダイナマイトで砕きながらつくったのだそうです。


さらに

私はこの地に来て初めて知ったのですが、

この大統領たちに対抗するようにして、新たなスゴイやつポーン(彫像)が現在進行形で作られていたのです。

それがこの方  
この聖地を守るために白人と戦ったスー族の英雄 クレイジーホースです。どすーん

(使われなくなったスクールバスが、周辺をまわる観光バスとなっていました。クレイジーホース記念碑のビジターセンターから像の近くまでは、自家用車は使えず、必ずこのバスに乗るか歩くことになっていました。

歩くと40分…アセアセバスを選びました)



このクレイジーホースの像、作っているのはスー族ではなく、民間の白人の家族が始めたらしいのです。


私はてっきり、スー族の人たちが対抗して作っているのかと思いましたが…



スー族の中では

「クレイジーホースの精神を汚すものだ」と、この像の建設に猛反対している人もいるそうです。



ですが、この観光バスの運転をしている人や、ガイドをしてくれた人、近くでジュエリーショップを開いている人の中には、スー族の人達もいるように見受けられたので、


生きていくための仕事として、この彫刻の建設を容認している人も一定数いるのではないかなと感じました。

(これは私見&2015年のことです。スー族の人たちは現在どのようにこの像と関わっているのでしょう…気になりますキョロキョロ)



私が見に行った2015年7月の時点では、顔が出来ている状態でした。


すべて完成すると、クレイジーホースが馬に乗り、指を差している姿となり、高さ170m、幅195mと、世界最大の彫像になるそうですびっくり



完成するのは、いつになるのでしょう…



ラシュモア山からクレイジーホースまでは、くるまで40分弱の距離でした車

この距離で、大統領たちとクレイジーホースが互いに向き合うようにして彫像が立っていました。




2日目のお昼は、クレイジーホースの近くの売店のストロベリーアイスでしたグラサンハート




このあと2日目以降まだ続きます。

広大な岩山がそびえ立つバットランズ国立公園へ行きます。


また次回記事も読んでいただけたら嬉しいですニコニコ




ここまでお読みくださりありがとうございました。


猫しっぽThank you猫あたまイエローハーツ