こんにちは。まゆちんです。
さて、今日は個人的に頭の中の占星術的情報を書き出したかったので、長めの記事なっております。
それと、私は占星術から「未来に何が起こるか」より「いま人間はどんな意識状態?」を知ることに興味があるので、その点もご了承くださいね。
(色々、あれこれ考える材料にしてくださいね。)
というわけでお話をはじめます。
3月は春分に向かってインパクトのある星の動きがあります。
ウクライナ情勢が緊迫する中,星の動きも気になる今日このごろ。
流れているネットの情報を見ていると、世界情勢、社会のニュースをどのように理解すればいいのか?考えさせられます、
特に2020年以降、その課題は明確に私達に突きつけられるようになりましたね。
そんなムードの中、個人的に出した結論は、「正しいことを伝えている人を探そう」
とするのではなく「どのように社会を理解すればよいのか?」という示唆を与えてくれる情報を摂取しようってことです。
「これが本当のことです」と教えてくださるより、「ここは考える余地がある」を教えてくれる情報がありがたいというか、健全だと感じます。
湯水のように流れている情報に対して、受け身であってはいけない、ってことなのだと思います。
という情報に関する堅いお話で導入しておりますが、3月の星の様子を語るに意味があります。後ほど出てきますが天王星がピリリと効いてます。
天王星という次元の高い星(意識)を使いこなすのは私達人間の次元では無理で、せいぜい水星を使って天王星を振動させる・・・というのが関の山といわれます。
でも、個人的に、それはそれでとても希望が持てるわけです。
水星っていうのは「考えて、選んで、理解して・・・」っていう日常の営みなので。
だからそういうお話から始めてみました。
というわけで本題に入りましょう。
3月の星の様子は結構インパクトがあります。
2022年の3月を少し大きなスパンで見ると、過去の記事でも触れましたが、今はまだ時代の節目です。
今はまだ時代の節目の揺らぎの中にいます。
2020年末時代は「地」から「風の時代」へと移行しましたが、今はまだ移行期ってことです。完全に移行が終わるのは早くても2024年以降と考えています。
つまり、現在は「時代と時代のノリシロ」であり、地の時代のやり残しと風の時代のチャレンジ課題が入り乱れている状態ともいえます。
その「入り乱れ具合」を象徴しているのが冥王星。
なぜなら、山羊座という地の星座に居残っているのが冥王星。
そして、10天体の中で最も本質的で大きな変容を象徴する星だからです。
その冥王星が3月に結構,インパクトのある配置になります。
3月03日 冥王星、火星、金星が山羊座で0度(重要)
3月05日 太陽と木星が魚座で0度
3月06日 火星と金星が水瓶座0度
3月13日 木星、太陽、海王星が魚座で0度
3月21日 春分
3月23日 火星と天王星の90度(重要)
3/3 & 3/23は特に印象的。
特に3/3あたりは、山羊座に滞在中の冥王星に他の星たちも重なります。
この火星と冥王星の重なりは何を表すのでしょうか。
火星は目的に向かう力で、冥王星は本質的な変容。
「人々の意識がどうなるか?」に興味がある私が心理占星術的なアプローチ時に参考にするハワード・サスポータス氏によるとこうです。⬇
冥王星が火星にアスペクトするとき、私たちは自分の攻撃的な衝動、力の衝動、欲望、性欲についてもっと学ぶべき時です。多くの場合、これらのトランジットの影響は、特にトランジットの冥王星が火星とコンジャンクション(0度で重なる)、スクエア、またはオポジションになったときに、非常に劇的なものになります。
Sasportas, Howard. Gods of Change - Pain, Crisis, and the Transits of Uranus, Neptune and Pluto . より抜粋
つまり、前後も読んで理解したところ、
「怒り」「衝動」「守りたいがゆえに出ちゃう攻撃心」などなど、抑え込んでいた力に気づくことも大事だし、それをどう使うかってめちゃめちゃ大事やで。
ってことです。
更に、火星と冥王星が重なるのは山羊座の28度です。
この度数には、何か一定の結果を手にして新しい展開を迎える,といった意味合いがあります。限界を感じて,次の新風を取り入れるとか。
山羊座28度「大きな養鶏場」松村潔(著)より抜粋:
社会のピラミッドの頂点に至ると、そこには異質の情報が溢れています。進化の極にはまったく別の座標があることを発見するでしょう。
何れにせよ新しい展開が訪れやすいタイミングと言えるので、世界情勢的にも火星を高い次元で使いたいし、それによって新たな場面が見えることを期待したいです。
そして3/23には火星と天王星が葛藤の角度。
この配置をオーソドックスに読むと「突然の出来事」「突発的な衝動」です。
では、その時にそういう事が起こるのかというと、そうかもしれないけど、私はそこにもっと違う物語を見出します。
なぜなら天王星の神話を思い出すからです。
基本的に天王星と紐付いているのは、天王星の海外名=ウラノスです。
しかし、もうひとり「プロメテウスという神こそ天王星にふさわしい」という説も有力です。
ウラノスは、いわば「創造神」であり、人間からは遠い存在。
それにに対して、神話に出てくるプロメテウスは人間よりなんです。
人類に「火」を与え、進化への目覚めを与えてくれた存在です。
神様ではなく「人間ファースト」なのがプロメテウスさん。
例えば、いつもだったらお肉を分ける時、良い部位は神様、内臓は人間と分けるところをプロメテウスさんは神様の目をごまかして「おいしい部位」を人間に与えてくれました。
しかし、それに怒った神様(ゼウス)が「人間が肉を焼けないようにしてやる!お前らは生で食っとけ!」と怒って火を取り上げちゃったんです。
そんな様子を人間ファーストのプロメテウスさんが黙ってみているわけはなく、またまたこっそりというか大胆に「火」を人間に与えたんです。
彼は2度も上に逆らって、自分の創造性というか「人間に対する愛や信頼」を押し通したんです。
(そして罰を受けた⬇)
この神話を踏まえて、火星と天王星の葛藤の角度に戻りますと・・・。
つまり、私達は「火を与えられるにふさわしい人間」としての尊厳を取り戻すときなのではないか?と思うのです。
そういう人間の物語を私は思い浮かべるのです。
火星は,それをどのように使うか?といった行動原理です。
その二つが葛藤しあってるので、高い意識で文明を使うことが私たちの目覚めにつながるのではないかということです。
そして、もう一つの示唆を与えてくれるのがプロメテウス。
プロメテウスの「人間への愛」「創造性」。
大変素晴らしい。しかし、そこに伴う代償はたいへん大きなものでした。
つまりプロメテウスのような意識の目覚めというのは、孤独もセットだということです。
誰かの承認や賞賛と、創造性は必ずしもその場ですぐには一致しないものだということです。逆を言えば「承認を求めているようでは、天王星のパワーは使いこなせないよ」ってことです。
また、プロメテウスのような「人間への愛」はわかりにくい形でこの世で表現している人がいるのかもしれません。だから表面上に惑わされてもいけないのかもしれない。
天王星は高度な技術=ネットワークも象徴しています。といったことから、(水星とも角度をとってますしね。)目の前に流れている感情を揺さぶるものだけに反応する「情報のとり方」は有益ではなく、もう一つ進化した意識で見ることが大事だと言っているようにも思います。
冒頭にも少し触れましたが、情報の扱い方に関しても意識を上げていくことが大事ってことですね。
天王星に関する参考文献はこちら⬇
というわけで3月の星の動きによって、色々な心情があぶり出されるだろうし、気付きや目覚めの時でもあるかもしれません。
いずれにせよ大事なのは「私達は進化の方向に行こうとしているんだ」って意識かもです。
どんな時も、どんな時代だって、自分の創造性を発揮していきたいです。
というわけで長々お読みくださってありがとうございます。
魂占いサキヨミもよろしくおねがいしまーす。
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