こんにちはー。まゆちんです。今日は少し日食前なのでハードなタイトルをかましてみました。占い師として山ほど男女のもつれや別れを見聞きしてきているので、それらから私が思うことを書いてみたいと思います。
少しいつもより苦目(にがめ)に書きますね。
私たちって拒絶されることをとても恐れます。
人間関係、恋愛関係、夫婦関係、いろいろな中で30年、40年生きてきた方であれば1度ぐらいは「拒絶された」「拒絶してしまった」という経験がおありかと思います。
辛いよね。人に拒絶されるってね。する方も辛いのかもです。
(今回テーマにしている拒絶や別れってのは、いわゆるネットの知り合いとかじゃなくてリアルにお付き合いがあった人との・・・ってことで書いてます。ネット上の知り合いでもないややこしい人は上手にスルーすることも大事ー。)
一説には
・麻酔なしで出産する。
・麻酔なしで手術をする。
ぐらいの辛さレベルだと言われます。
そして、40代、50代の方はコミュニケーションツールの移り変わりを最も激しく経験してきたので、この「人に拒絶される」ということに関して混乱を極めている方も多いのではないかと思います。
1980年代とか1990年って、SNSもスマホもないので、簡単にいうと無視したり、スルーすることが難しかった。手数がかかったんですね。だから「きちんと向き合って拒絶する」とか「される」が当たり前だった気がします。あとはそれが怖い人は時間をかけてフェイドアウトとか。
もちろん辛いんだけど、別れの形も「人間の心のペース」にあったものだったと思います。時間が解決する・・・みたいなね。
で、今から思えば非効率的だけど、別れ話をするにしても、されるにしても手間と時間がかかったけど、感情をじっくり味わう余裕はあったかもなのね。感情って思考ほどスピーディーではないので、それぐらい手間をかけてちょうど人間のペースでした。
まあ、その分、別れも拒絶も取り返しもつきにくかったかもです。一度お別れしたら消息が分からなくなる・・・なんてこともあったかと。もちろん辛いんだけどね。
でも、今はブロックしようが、されようがネットの中にその人を見つけるのはそんなに難しいことじゃない。ある意味、今は誰かをスルーしたり別れたりする時、感情を味あわなくてもいいですよね。相手の涙や悲しそうな顔を見る必要もなく、なんなら感情を切った状態で別れるなんて簡単にできちゃう。
ある意味、今の「別れ」って、簡単にできるし、取り返しもつきやすい、だから「ちゃんと向き合わない」率も高いんですね。
そして、それが揉める元だったり、未完了を作り出す元にもなります。腐れ縁も増える。(まあ、それが悪いとは思わないよー。)
携帯やスマホでコミュニケーションするのが「当たり前」の世代にとって、少しこの「拒絶する」って概念が少し変わったんじゃないかな・・・つて思うんです。でも辛さは一緒。だから混乱しているような気がします。
例えば、相手は拒絶したけど、相手はそう思ってないとか、逆に拒絶されていないのにされたと思い込むとか、そういったことが起こりやすいとも。
でもね「拒絶された時の痛み」は、どの時代も一緒。
思うに「別れる時」のメンドくささは、それまでその人と向き合った自分や相手に対しての尊重だったりもするんじゃないかな悪いもんじゃない気がします。辛いけどね。
何が言いたいかってーとね、相手を拒絶する場合(あえて拒絶という言葉を使うよ)に起こる自分の中のざわざわ=相手の辛そうな顔や涙をみて起こる自分の感情っておこって健全ですやん。
それを感じるぐらいの覚悟はした方が健全だと思うし、その方が後腐れないんじゃないかな。「腐れ縁」っていうけど、あれって、お互いにこういった感情が未完了になってダラダラ続いているってやつなんですよね。
そして、なんでこういう話題を書こうと思ったかというと明日日食だからなんですよねー。日食はそういうダラダラに決着をつけやすい時でもあります。
と思って書いてますー。
まあ・・・じゃあ、拒絶された側はどうすりゃいいのか・・・となります。何も相手に向き合われないないまま、拒絶された立場になった場合はどうすればいいか。
まずは、
”相手にあなたの反応を受け止めるだけの度量や腕力がなかったので、今後付き合うことも難しいという事実を受け止める”
ってことなのだと思います。だいたいそういうお相手って、あなたのことを「お前は重い。」とか「あなたの依存だ」とかいいます。だから私にスルーされても仕方ない・・みたいな論ね。まあ、気持ちとしては理解できるんだけど、でもね、相手のその言い分が事実かどうかは客観的な目を持って判断してくださいね。
本当にあなたが依存的で相手の重荷になっている場合もあるし、単に相手の腕力がないだけってこともあります。そして少なからず絡みがあった関係なのであれば、だいたい「お互い様」です。
あなたのことを「重い」といった人は、あなたに「重くあってほしい」と思ってたのね。重くないと愛情を感じられなかったわけですよ、だからあなたが「重く」なってあげてたのね。でもまあ、重くなってあげなくても良かったんだけど・・・ね、どっちもどっちでしょ。軽い共依存って人間関係って起こるもんです。
「重い」を「軽い」とか「都合がいい」に置き換えても同じことです。
大事なのは、自分を俯瞰することですよん。相手の言うことを鵜呑みにしたら傷つきます。鵜呑みにするのは、あなたの中の「幼さ」がしているのだと気づくことが大事。
大事なのは、拒絶されても、あなたの価値は誰も下げられないってことです。そこは自分でしっかりやるのが大人っす。相手に自分の価値を委ねないことっす。
(まあ、偉そうに書いているけど、まゆちんだって若い頃はイタタタ・・・でした。)
そして、ある程度その人とともにした時間があったのであれば、その過去バツをつけないでね、ってことも伝えたい。それは今のあなたに罰をつけることだからね。
そして個人的に確信しているのは
「別れ際にその人とナリが全部出る。」
です。それがその人の生き様と思っていいと思います。
「ありがとう」と「ごめんなさい」を相手の目を見ていうだけで別れはグッと成熟したものになるのですが。誰だって間違いは起こすのですし。
でもまあ、その難しいことよ・・・。
別れというのは辛いけど、自分がちゃんと受け止めたお別れができれば、必ずといっていいほど「あたたかさ」が残ります。それは一生心の中で栄養になってくれます。
てなお話でした。
お読みくださってありがとう。
まゆちん
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