こんばんはー。昨日久々にタロット記事をあげたらなかなか反応がありましたので調子に乗ってもう一つあげてみますー。過去の記事のリライト版「吊るされた男」の記事です。
あ、ご挨拶が遅れましたー。かげした真由子です。最近は限られた時間でいかにちゃっちゃと原稿を書き上げるか!?ってことをしているので、SNSは少し控えめにしております。
皆様からのコメントは朝と夜の限られた時間に目を通させていただいております。本当にありがとうございます。
タロットや星読みを勉強してらっしゃる皆様に、また、そういった知恵を通して人生を豊かにしたいなあと思ってらっしゃる多くの方に良いものをお届けできる様、いろんなものを仕込んで参ります!
さて、吊るされた男って、皆様この「見た目」どんなイメージを守られるでしょう。
なんかこう「すっきり気持ちのいい」感じがする人は余りいらっしゃらないと思います。
しかし、このタロットを監修したウエイト氏は自分の解説書の中でこう述べています。
「彼は(吊るされている男)は、この世で犠牲となる者であると同時に聖なる存在である。」と。「偉大なる目覚め」に出会うことがあるとも書かれています。
実際に、私の経験上、そのウエイト氏の解説がどの様に実際のクライアントさんに見出せるのか?気づいたことを書いてみます。
当たり前ですが、人間には五感があります。
感覚には大きく分けて「気持ちいい」と「気持ち悪い」があります。
この五感を駆使して、「気持ちいい」感覚を選ぶことが幸せな未来を引き寄せる基本となることは、みなさんご存知だと思います。
しかし、この吊るされた男は敢えて「気持ち悪い」を選んでいる状態です。そして、そこから大きな覚醒をしようとしているのですね。
私、このカードをいつも見るたび、そしてこのカードに出会うクライアントさんと向き合うたび思うのですが、「気持ちいい」を選ぶことは基本的に大事。
だけど、もっと大事なのは、いずれにせよ「自分で選んだ。」という感覚だと思います。
「気持ちいい」と「気持ち悪い」
という選択肢を目の前に並べて
その上で、
「それでも、私は「気持ちいい」を選ぶ」
と、しっかり選ぶことが大事なんです。
これいうとね、ネガティブなイメージを
される方がいるのですが、
そうではないのです。
そうではなく
「責任を持って自分の選択を見届ける」
って感覚に近いです。
その昔、私、一人暮らしの頃、
家賃が払えずみじめな
思いをしたことがあります。
そのおかげで占い師という職業に
めぐりあえ、雇用されることなしに
稼ぐ術を身につけることができ、
現在にもその経験はプラスとなっています。
振り返ってみますとね、
うっかりではありましたが、
その時の私は
「貧乏から這い上がる、ちょっと気持ち悪い現実」を
責任を持ってを選んでいたんですよね。
だからこそ、
今、プラスの出来事として
残っているのだと思います。
なにがいいたいか?というとですね、
どんな出来事も
「責任を持って選ぶことで、
未来はいかようにも好きに創られる」
ってことなんです。
自然に、心地いいこと、好きなこと
わくわくすること、自分らしい、選択が
できていて、思い通りになっている人は
そのままでオッケー。
しかし、それがなんなのかわからない、
自分らしい選択がよくわからない、
って方は、
無理やり心地よさやワクワク
をイメージしても
おそらくピンとこないと思うんですね。
時にこの男の様に
吊られてみるのも
悪くないのかもしれないな、
と思うのです。
なにも気持ち悪いを体験してくださいというのではないのです。
どちらも自由に選べます、ってことなんですね。
そしてこの「吊るされた男」のカード。
この男は、
ぜーーーーーんぶ込み込みで
ぜーーーんぶわかっていて
若干、気持ち悪い道を選んでいる人じゃないかなあ、と思います。
できたら「気持ち良さ100%」がいいですよね。
でも、気持ち悪さってのも、
わたしね、これ、一概に
悪いと思わないんですよ。
意識しなかったら
結構、微妙に気持ち悪い未来
選びたがるのが人間ですしね。
だったら意識的に「気持ち悪い」のを
やってみる何か閃くかもね!?
なーんて。
吊るされた男になって
気持ち悪くなってみた。。。↓
(2年前に撮ったやつ)
例えば、この
「吊るされた男」が出る時って
実際には
遠距離恋愛の女の子の気持ちで、
ほんっとに、よく出たものです。
もう、数え切れないぐらいその事例を目にしてきました。
つまりね、
彼の愛と繋がるために、
「私は距離という気持ち悪さを
乗り越えます。」
っていう、選択を
この女性は責任を持って
しているわけです。
でも、彼女がその
「気持ち悪さ」をあえて手放す時、
また違った選択をすることになるし、
より気持ち良い未来を選択していく
プロセスになると思います。
現在、なんだかしんどいなあ、
気持ち悪いなあ、と思っているあなたは、
「なぜ、私は気持ち悪さを選んでいるのかなあ」
って考えてみてね。
そこには必ずそれなりの狙いがあるから。
そんな時は、ジタバタするより
つられてじっとしてみると
なにかこう、「ひらめく」かもしれんしね。
・・・というお話でした。
吊るされた男、
私は嫌いじゃあありません。笑。
どことなくユーモラスだしね。
そして、
このカードの秘められた意味は
「光はすべてのものを通して輝く」
だそうですぞ。深いわー。
<参考文献>
シークレット・オブ・ザタロット
マーカス・カッツ/ タリ・グッドウィン(著)
伊泉龍一訳
おやすみなさい!明日から東京だ!
まゆちん
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)