こんばんは。かげした真由子です。今夜も渋谷からお届けです。金曜は音楽バンド「コズモクダカ」の練習、昨日今日は自分の講座開催、参加などなど、そして明日の個人セッションに備えての準備を終え、ブログ更新です。
あ、そうそう。明後日は素敵なパーティーに参加させていただくので、それにちなんだネイルをしました。久々だな。。。ネイルするの。
ピアノを弾くので爪を伸ばせない私ですが・・・。
なぜこのデザイン🌿・色合い🌠なのかは、わかる方もいるかな？
さて・・・ブログ更新です。
今日のFacebook投稿に、
と書き込みました。
これについて記事にしてみました。
「さみしさ」」を私たちが一番最初に感じるのは、もしかしたらお母さんのお腹から出た時なのかもしれませんね。それまで一心同体だったところからの分離・・・。これは体が「さみしい」と感じて自然です。
私も１０年前に息子を出産しましたが、生まれてきてくれてホッとした反面、お腹の中に何もいなくなった感じに寂しさを覚えたものでした。
そう。つまり「さみしさ」というのは分離する経験から生じます。「怒り」にせよ、「恐れ」にせよ、私たち人間にとって無意味な感情など一つもありません。では、この「さみしさ」は何のために起こっているのか
私が思うにそれは「私たちが人とつながるため」に起こる感情だと思っています。
だからこそ、この「自分のさみしさ」と、どれだけ繋がれるか？ということが私たちの人間関係の質を決めているかもしれないな・・・と「ふ」と思ったのです。
・・・というのも、私自身、いつもは周囲ににぎやかすぎるほど人に囲まれているのですが、今は単独で東京・・・。若干「さみしい」という感情を味わっているのがキッカケでこの記事を書いていたりします。笑
また、タロット占い師としてたくさんの方のお悩みを聞いておりますと、その９０％が人間関係の悩みであり、そのほとんどが恋愛＆夫婦関係。そういったご相談事を通しても「さみしさ」という感情とどう付き合うかって、その人の人間関係を決めているのだなあといつも思うのです。
先ほど書いたように私たちは誰もが母親から分離して生きはじめます。つまり、いつも「何か足りない」と思いながら成長していきます。さみしいと感じながらも、母親の外に出た私たちも親の愛によって、自分の内側に安心感を築いていくことで自立をしていきます。
とはいえ、どれほど自立心にあふれた人でも、誰だって温もりが欲しいし、愛が欲しい、つながりが欲しいと思って生きているはずです。じゃないと子孫繁栄しないですものね。そう、どんな人だって「さみしい」と感じているということです。
「さみしい」という感情をどんな時感じるか、どれぐらい感じるか？は人それぞれですが、「さみしい」感情は誰もが味わっているものです。別に悪いも良くもない。人間として初期からある「感情」です。
しかし、多くのお悩み相談を聞いていて思うのです。
「さみしい感情はを放っておいてはいけない！」と過剰に思いすぎてはいませんかと。
思いすぎているがあまり、余計自分を苦しめてはいないかと。
つまり「さみしい」と感じることは、とってもいけないことで、みじめなことで、放っておくと良くないことで、すぐになんとか埋めなければならない感情！
として扱われていることが多いように思うのです。（私の感覚ですけどね。）
だから極端な話、「旦那が相手してくれなくてさみしいので浮気」とか。笑。「さみしいので暴飲暴食してしまう」とか「さみしいので恋愛相手をとっかえひっかえする」とかいった展開に。。。。さみしい先にあるのが「愛する人とのつながり」であれば望ましいのですが、そうとも限らない場合も多いみたいです。
それが必ずしも悪いとはいってませんが、なぜ人はそんなにさみしさを必死に埋めようとするのか？という目線を持ってみてもいいなあーと思ったのです。
もちろんセラピストとして「さみしいを放っておけない」理由として、「愛着形成」「愛着障害」とかで色々説明はできるのですが、それ以前に、世の中の風潮として「さみしいことはいけないこと」と思わされすぎてませんか？といいたいのです。
もちろん「さみしいのは良いことだ」とまでは思いませんが、少し発想を変えることは可能だと思うのです。
もちろん我慢はいけないことですし、さみしさを抑える必要ものなく、コントロールしましょっ、ってわけでもないのですよ。
ただ、少し「さみしいのを埋めなきゃ！」と思っている自分から自由になったっていいじゃないか？と思うのです。
「さみしいを味わう」とね、本当の自分が見えてくることってありませんか？
私は何とつながりたくて、何を大事に思っていて、どんなことをしたがっているのか？
などなど、人の輪の中にいるとわからないことも、たくさんあるのではないか？と思うのです。社会や人の輪の中でワイワイ楽しくやっている自分では思い出せないこと思い出すことだってあるのではないでしょうか？
しょうもないことですが、この数日、東京でひとりの夜を過ごすことが多い私ですが、例えば夜ご飯を食べる時、付き合いでもなく、子供の食べたいものではなく、自分が決められるわけです。食べるものをね。
すると「私は何を食べたいのか？」しか、判断基準はないわけです。そんなとき、ただ夕飯のメニューを決めるというその一つの行動によって「純度の高い自分」といちいち繋がっている気がするのです。
一人でいると、どの道を通って出かけようか、夜はどんな本を読もうか、はたまた仕事をしようか・・・も普段以上に自分の声を聞くことになります。
つまり、「なんだかさみしいなあ」と思いながらも、純度の高い自分をすごく感じるのです。（贅沢なパターンかもしれないけど）
こういう感覚を持つことって大なり小なり、誰にでも大事なことなのではないか？と思うのでした。
普段人の中にいても「好き勝手自由にしている私」 ですら、ちょっとばかり一人の時間を持ったらそう思うのですから、皆さんはもっと「さみしい」状況に身をおけば「純度の高い自分」を感じることができるのではないでしょうか。
いつもより深いところで自分とつながれる感覚ですね。
決して悪くないです、こういう時間。ふつふつとワクワクしてきますから。笑
もちろん、大勢の人の中にいても「さみしい」と感じる人もいらっしゃると思います。また、パートナーといても孤独感を感じるとか、よくお聞きします。では、そういう時はどうすればいいか？
やはり、その時も一旦は精神的にちゃんと一人になることが大事な気がします。大勢の中にいてもさみしい、パートナーと一緒にいても（パートナーに問題がある場合もあるけど）寂しい、ということは、自分がどうしたいか？を意外とわかっていないものなのです。
自分がどうしたいかわからないから・・・「ひとりで、さみしい」よりは、「大勢のなかでさみしい」の方がマシと思い、そういった現状を選んでいるのかもしれません。
しかし、そんなことを望んでいるわけじゃないのは明らかですよね。
そう。
ですので、精神的な成熟って「さみしさ」とうまくつながれるかどうか？ってところにポイントがある気がします。
「さみしさ」は、純粋な自分を取り戻す時間である。
そういった発想も大事だと思うわけなのです。
お読みいただきありがとうございました！
まゆちん
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