こんにちは。新幹線の中から更新です。
タロットのかげした真由子です。

今日のBGMはこれーー
天才ジャズピアニストの松永貴志
私が住んでいる芦屋生まれの若手ピアニスト!

確か彼が高校生のころの演奏を生できいて度肝をぬかれました。天才ってこういう人のこというのでしょうね。。。

私の勝手なイメージですがジャズピアニストってなんか「高音」をキラキラ弾いているイメージがあるんですが、彼は左手(低音)のアクティブさが特徴。
低音がガシガシ聞こえます。きもちいい!この曲もそうですね。



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では本題に。

突然ですが私「待つ」ってのが苦手でした。今もそんなに得意じゃないですねえ。。。

待つぐらいなら自分で仕掛けにいって、「だめだったらだめでいいや。」と思うタイプだったような気がします。

仕事も人間関係も。。。

しかしこの年になりまして、


「待つ」
「熟成されるまで待つ」
「あたためる」


といったことの良さに目覚めるようになりました。


なぜなら、「この世で生きている以上、ずっと変わらない出来事なんてない。」というすごく当たり前のことに気付いたからです。


待っている間に進むこともある!と気付いたのですね。


特に、感情がからむ人間関係において特に感じます。感情は揺れ動きますからね。


例えば相手に対して気を悪くさせるようなことを言ってしまった後、取り急ぎ謝罪はしますよね。でも本格的に仲直りをしようとしたり、本格的な話し合いをしたり・・・より絆を深めることをするには少し時間をおいたほうがいいことってありませんか?


悩んでいるときや、自分が苦しいときはこの辛さがずっと続くような気がして絶望します。でも、感情というものは同じ所に留まりません。山場があって、収束に向かうという性質を持ちます。交感神経と副交感神経のなせるワザですね。



感情は感じきって収束に向かった後に、ようやくその先を考えることが出来たりもします。


その時にはじめて、ふと大事なことに気付いたりもします。ふとやる気が湧いてくることもあります。


これと逆の考え方に「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、それも大事だと思います。

でも、不安な気持ちが強いときにそれを解消するために「鉄は熱いうちに打て」はやらないほうがいいな・・・ってのが経験から、鑑定経験から学んだことです。


人は不安なとき急いで行動しようとします。急いで言葉を尽くそうとします。急いで誰かにわかってもらおうとします。急いで不安を埋めようとします。


でも、それだけが解決を即してくれるわけじゃないってことです。


だから特に「人間関係」に関しては、待つこと、熟成させるってことを頭の片隅においておくことが大事かなって思います。


例えば誰かとケンカしちゃって気まずくなっちゃったとか・・・


急いで取り繕うのも大事だけど、やるべきことをやったのであれば、時間をおくことで物事が良い方向へ行く事ってよくあります。


その昔、(10数年前?)ワタシ自身職場の人間関係に悩んだときがありましてね・・・随分とその頃の私は頑張り屋さんだったと思います。人とのコミュニケーションにおいて完璧を目指さないと!という過剰な思い込みを持っていました。


そして、当時悩みつつも、学んだことがあります。


それは、


「120%を目指して理解してもらおうと努力しようとすればするほど相手は100%も受け取れない


ということでした。


じゃあ、どうすればいいかというと
「自分が伝えたいことの80%ぐらいを伝えた方が良い」
ってこと。


つまり私は知らず知らずのうちに、「伝えるべき事を全部伝えずに相手の理解を待つ」っていうトレーニングをしていたような気がします。


えっ!?って思うでしょう。
伝えるべき事は出来るだけ詳細に丁寧にわかりやすく伝えるべき!


って思うでしょう?


でも私の経験上、意識して伝えるのはは60~80%ぐらいで丁度良いと思っています。(手を抜くという意味ではありませんよ)


完璧主義な方ってのは「全てをキチンと!わかってもらわないと!」という思いに過剰にとらわれ、わかってもらえないことへの不安が大きく、説明しなくて良いところまで説明をはじめます。(過去の私)



しかしね・・・



本来ならそこは相手の理解に任すべき所だったり、相手の理解を待つところだったり、まだ相手にそこまでの理解を求めるのは時期尚早だったり・・・することがあります。にもかかわらず120%の説明をしてしまう。そして相手にも120%の理解を求めてしまうのです。


するとどうでしょう。


相手にとってはとてもプレッシャーになります。


そして結局は半分も伝わらなかった、というより相手が受け取れない・・というような事が起こることがあります。


「120%を目指して全てを理解してもらおうと努力すること。」


これ一見すると親切なように思いますが、相手からすると「信頼されていない」という印象を持たれることだってあるのです。



なので過剰にそういったクセのある方は、普段「これは伝えなきゃ」という内容の80%ぐらいに留めてコミュニケートするわけです。



すると相手の理解が逆に早まったりすることが多いのです。



なにがいいたいか・・・といいますと、


「時間をおくこと」
「問題点や課題を少しは残しておくこと」


は意外と建設的だよ、ってことなんですね。


これを


流れに身を任せる、
現実を受け入れる、


という風に表現することも出来ますね。でももう少し能動的な感じが良いかなと思います。それにピッタリなのがこのカードなんですよね。(棒の9)


「9」という奇数は全てを知っているから、積極的に対応するという意味がある数字です。


しかしながら絵柄は「待機状態」つまり、積極的に待つ」ってカードなのです。



「人事を尽くして天命を待つ」てなことを教えてくれる1枚です。



少し話しの規模が大きくなりますが、私達人間は「死」に向かって生きる生き物です。限りある命をもっています。肉体はいずれ滅びます。なので常に生き急いでいるのかもしれません。ですので「待つ」が苦手でも自然だよな~と思います。



少しの時間だって待っていることに「恐れ」を感じるのが普通かもしれません。時間に身を委ね、自分のコントロールを手放してしまうことに不安を感じるのかもしれませんね。


だったら「待つ」を意図して使うといいんじゃない?ってなご提案でした。



くれぐれも待ちすぎて or 待たせすぎで、くさらせちゃったりしないようにね。


何事もさじ加減ですわね。



本日もお読みいただきありがとうございました!



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