本日、 予定を繰り上げての脳MRI検査。
(私は仕事のため同行できず)
2週間前の脳浮腫のサイズが一気に3倍以上
の大きさに膨らんでしまっていたらしい。
服用していたデカドロンも、他院で受けていた
グリセオール点滴も、全く効いていなかった
ことになる。
急遽、週明けにこちらの都内クリニックの本院
である、静岡県の病院まで行き、PETCTを
撮り、そのまま入院になるらしい、との報告を
受け、びっくりした。
「入院!? 静岡? どんな治療を受けるの?
まさか全脳照射ではないでしょうね?」
と聞く私に、
「全脳照射ではない放射線治療だって」と夫。
入院先となる静岡の病院に電話を入れて、夫の
名前を告げると、電話を受けた女の人がら
「東京からもう連絡が入ってますので、
月曜日の正午までにいらしてください」
と告げられる。
「放射線治療を受けると聞きましたが、放射線治療
にも色々あると思いますが、どんな治療でしょうか?」
と尋ねると、
「すべてはPETCTを撮ってからです」
という答え。
「全脳照射とか通常の部分照射などは、避けたいと
思っているんですが、そちらでは例えば、トモセラピー
などが受けられるんでしょうか?」
すると、しばらくお待ちください、と数分待たされ、
「お待たせしました、リニアックっていうんです」
リニアックは・・そもそも放射線療法の総称だけれど
通常 「リニアック」 と言う時は、それは普通の放射線
治療の事を指すのでは・・・・・!?
どうも・・その女性は単なる受付の方のようで、これ以上
質問しても無理そうなので、電話を切って、それから
ネットで調べてみる。
すると、その病院にある機械は、シナジーという定位
放射線治療機らしい。
放射線治療に詳しくもない私が聞いたことがあるのが、
ガンマナイフ、サイバーナイフ、ノバリス、トモセラピー
ぐらいだった。
あとは・・・・夫の癌が発覚したばかりの頃、骨転移治療の
ために大学病院で何十回も受けた通常のリニアック。
(もしも、あの時・・・・自分達にもうちょっとでも知識が
あれば、リニアックを断って、他の病院で、ピンポイント
照射で周囲にダメージの少ないタイプの放射線治療を
選んだだろうに・・)
とにかく、勉強不足でよく知らなかったけれど、シナジーと
いう機械も、どうやら精度の高いピンポイント照射機らしい。
夫によると5回~10回の照射を受けることになるらしく
入院期間もまだ未定。
色々、今後に入っている予定などもキャンセルしなければ
ならなさそう(><;
まさか、遠い静岡の病院に入院することになるなんて・・・
と、かなり戸惑いもありますが、この浮腫の大きさだと、
また昨年の夏のように、いつ脳痙攣を起こして倒れるか
わからず、急を要する事態なので、迷っている時間は
なさそうです。
またもや従業員に迷惑をかけることになりますが、
月曜日は、一日休みをとって行ってきます。