自慢話に聞こえるかもしれません。
それでも泣けるほど嬉しかった為
未来へのお守りとして記します。
******************
先日バスケの卒団式がありました。
お迎えの為に体育館に行くと、
コーチから呼び止められて
息子くんは本当に優しくて
素直な心を持っている子ですね。
と言われたので戸惑った私に
コーチは次の話をしてくれました。
今日の卒団式で6年生の子たちは
自分の親に向けて手紙を読みました。
この手紙を聞いていた息子君が、
静かに涙を流していたんです・・・。
相手の話にしっかり耳を傾けて
素直に涙を流す息子君の姿を見て、
僕が泣けてきてしまったほどです。
彼の素直さは練習やプレーにも
絶対にいきてくると思っているので、
彼の今後を楽しみにしています
******************
息子君は優しくて素直
この1年で何度も耳にした言葉です。
イジメ被害者のママさんからは
息子君は自分の間違いに気付いたら
素直に非を認めて謝ることができる
とても素直な心の持ち主だと思うよ。
児童クラブの館長先生からは
息子君は下の子の面倒も見るし、
仲間外れが出ないように気を配って
本当に素直で優しい子だと思います。
そして担任の先生からは
自分の評価を上げてやろうとか、
そういう下心のない素直な言葉だから、
息子君の言葉は響くんだと思います。
そして冒頭に書かせてもらった
コーチからの言葉を聞いてようやく
息子は素直で優しい子なんだな
と私は受け入れる事ができました。
******************
私は「優しい子」と言われて育ちました。
・・しかし年を重ねるにしたがって
優しいという言葉は相手を支配する為の
言葉だと感じるようになったのです。
支配・・と言うと大げさなのですが、
発する側にズルさを感じるというのか・・
いっちゃんは優しいね
って言えば面倒ごとは全て引き受けたり、
厄介なことも押し付けて大丈夫・・的な、
そういうニュアンスを感じていたんです。
だから息子が優しいと言われる度に
ナメられているのかな
と感じることも多かったですし、
被害妄想がさらに突き進んでしまうと
それしか褒めるところがないの?
とさえ感じていました(反省)
でも、違ったんですよね。
息子のことを見てくれている人たちは、
息子の気持ちの部分をしっかり見た上で
優しいって言ってくれていたんだな。
息子の性質をしっかり見た上で
素直だって言ってくれていたんだな。
先日のバスケのコーチの話を聞いて、
ようやくそのことに気付けたことが
とても嬉しかったんだ、というお話です
【補足】
・・朝の記事から加筆修正&削除をしました。
一人っ子についての独白にコメントを下さり、
ありがとうございました、嬉しかったです