寝付きの悪い部屋に今居て、

目がギンギンw


なので


少しこんなお話しを皆様へしてみようかな?



以前、
ウチの親のビルに住んでいた鹿児島県の
知覧辺り出身のおじさんが

神奈川県にある三浦海岸で
投身自殺した時の不思議なお話しを、


ひとつ


その方はお名前に親(チカと呼ぶ)が
付いてたのをだけ覚えてる

だからここではチカさんと呼ぼうか

私は丁度その時

九州は福岡に住んでたんだけど、
母が退院したので、介護で帰省していたの


ビルに戻ってきてから

そこに住む方々へはよく差し入れなどしたり、

ビル掃除などして

住人の人達と親しくお声かけさせてもらって

さりげない配慮へささやかでしたが

私なりの出来る事をさせてもらってたの


そんなある日


チカさんは突然入居してきたの


母が『家賃を3ヶ月分まとめて払ってきた
人なのよ』
なんて漏らしてて

私はただ

ふぅーんって『お金の気前の良い人なのね!』
なんて返答しながら、
なんとなくチカさんの誠実さというか
人間性を感じていたの


それで

いつものようにビルの住人の方々へ
お声かけしたり、

差し入れを持って行ってたんだけど、

何故かチカさんは『いい』とだけ私に伝えては

受け取らない…

中華街のアンマン、
甘いのは男性は好まないのかも

なんて思って、対して気に留めてなかったの


そしてまた暫くして

母がこしらえたひじきの炒め物が
沢山作り置きされていて、

食べきれないから

お裾分けに私はまた住人の皆さんの所へ
持って行った

チカさんにも当然それは届けに行くの

で、
また断わられるんだけど

私は母の手作りのひじきの炒め物は
とても美味しくて自信かあったので

チカさんに
『母の作ったひじきの炒め物は
とても美味しいんで召し上がって下さい!』

と強くススメて無理矢理渡したの



それから暫くしてから

私は
近場でバイトしていたお店で

相変わらず同業者からの妨害
みたいなのがあって

上手くいかず退店して

自室でくすぶってた


気分も良くないし、
でも、
寂しいから、

それに何よりもお小遣いがないと困る💦

なのでなんとか探しまくって見つけた
ネットで配信のバイトをしてたりして

副業みたいなのに、
取り組んでたの

ふと気付く
なんとなく最近チカさんが見掛けられないし

変だな?なんて

でも男性だから色々お出掛けするんだろうなぁ

なんてボンヤリ思ってて


そんなに気にもとめていなかったの


そしたらあれは年末よ

当時あった4階のお部屋
(今は取り壊されてしまったんだけど)
1人で寝ていたら

突然
天井が真っ黒な渦のよぉな雲みたいなのが
見えるの

そして

感情がとても伝わるわ!


とても怒ってるの!!!

そぉ

憎しみに似た怒りの感情ょ


それで

それは私の身体をまさぐり始めてきた

意を決して
私は心の中で呟いた

『いいよ!それで気が済むんなら!
私を好きにして…』

暫くその実態のない動きは私の身体を貪り

ようやく落ち着いたのか

また真っ黒な雲みたいになって
天井へと戻ってゆく

その時の真っ黒な雲のようなモノは
天井に浮かんだ排水口のような

渦に巻かれて流れていってしまったの


こんな状態が
連日やってくるんだけど

でも
日に日に

その怒りの感情が治まってゆくのが分かるの


だけど毎晩って、ヤッパリ気持ちが悪いので、

自分の枕を抱いて母の寝床へ逃げたら


母が私の異様さに気付いて
『アンタどうしたの?』って聞いてきたの

私は毎晩遭遇する、その事態を説明したの

すると母は

チカさんが三浦海岸で身投げした事を
私に教えてくれたの


私が怖がったり、
悲しんだらいけないから黙ってたんだって


その時期は年末だったの

チカさんの家賃の前金が丁度切れる頃



チカさんは

仕事上の過失で人をトラックで跳ねて
交通刑務所へ服役していたの

でもお付き合いしていた女性が居て、

その女性を信用して全財産が入った
口座の通帳を渡したんだって

けれども勤めを終えて戻ってきたら

その女性は別の男性と暮らしてて、

預けた通帳は返してくれず、

元働いてた会社にも戻らせてもらえなく、

何処に身を置く所がない状況だったらしぃ

それで
チカさんは

ウチのビルの1階の飲み屋のママさんからの
紹介で
来たの

オーナーの母は
敷金礼金を取らないし

身分証だけで貸してくれる

という事を
ママさんから
教えてもらい
入居した人なんだけど


ここから

また

不思議な話が始まるの



つづく








鹿児島県の開聞岳でみたお山



下は


池田湖から見たお山





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