2016年から2021年まで
バレーボール女子代表監督を
努めた中田久美さんに関するレポートです
2021年の東京オリンピックでは
自国開催の大舞台ながら
まさかの一時リーグ敗退でした
まさに絶望の淵に落とされた
中田久美さんです
コロナ禍による無観客開催
主力選手のケガなど
アクシデントの中で選手は
精一杯やってくれました
中田久美さんはこう語りながらも
「もっとあんな風に出来なかった」とも
語っていました
オリンピック後は
何も出来ない、寝れない、食べれないが
長く続き体重が50キロ代まで落ちました
誰とも会う気力がなく
拾ってきた小猫が唯一の癒やしでした
そんな状態が半年ほど続き
人間としての
生活を取り戻していったのは
2022年になってからだそうです
2022年4月から
大学の
エグゼクティブ・プログラムに通いました
大学では課題図書が多くあったので
哲学、宗教、天文学、経済学など
あらゆるジャンルの本を読みました
それまで自分は
「全部捨てないと変われない」と
考えていたけれど
先生から
「全部受け入れなさい」といわれ
ハッとしました
「全てを受け入れ、それ経験を持って
次のステージに踏み出すことも変化」と
また大学の授業の一環で
座禅を組む時間があり
「あなたは命を削ってやったわけだから
素晴らしい、よく頑張りました」と
いう言葉を
かけて貰ったのも大きかったそうです
その後今年3月にVリーグ3部の
エグゼクティブ・ディレクターに就任しました
当初バレーボールに戻るのは
抵抗がありましたが
クラブの代表から何度もメールを頂き
ホームタウンの
市長からの手紙を頂き心が動きます
クラブチームはスポーツと地域
地域創生と関わり方など
これからの時代大事になります
58歳になるが
貴重な機会だとチャレンジされています
From Itsuki