イギリスのことわざに

「馬を水辺に連れて行くことは出来ても

馬に水を飲ませることは出来ない」

という言葉があります


これはどういう意味なのか

喉が乾いて水を飲みたいはずの

馬を水辺に連れていくが


馬が水を飲むかどうかは

その馬が決めること、だそうです



これと同じような事は

私たちの周りに普通にあります


子どもに勉強させるために

机から筆記用具

更に沢山の教材を買い与えても


肝心の子どもにやる気がなければ

その効果は全くありません



これは心理学でいうと
課題の分離というそうです

つまり他人の課題には踏み込むなです
水を飲むという作業は
本人が飲もうと
思わない限り誰にも強制出来ません

そこで考えると水を飲むという課題は
相手の課題であり
自分の課題でありません
そこに踏み込むべきではないです


ではこの課題の責任は誰でしょうか
もちろん相手です
教材を与えられたのに
勉強しようとしない子どもなのです

その責任はもちろん子どもにあります
自分が
イライラする必要はありません

自分が出来ることと出来ないことを
分けて整理して行動すれば
いろんな事はシンプルにいくはずです

From Itsuki