この動画の裏側にあるものは・・・ | Listen to Myself ! - 樹紫苑の「素敵に生きよう!」(English/Japanese)

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「命短し、恋せよ乙女・・・」そうです!いつになっても、仕事でも趣味でも、いろんなことに恋をしていたいですね。悩むことも、迷うこともあるでしょう。そんな時、「Listen to Myself」- 心に聞いてみることにしています。きっと答えが見つかるはず。。。

【この動画の裏側にあるものは・・・】

マイネマイヌクさんとみるとさんです。
彼らの演奏が素晴らしいのは、言うまでもありません。

ハイラル平原 by マイネマイヌク & みると

私は、この動画の裏側にあるものについて
今日は書きたいと思います。
読む人によっては、
「なんだ、大したことじゃないじゃん」
と思うかもしれませんが・・・。

この動画では、
個々のプレイヤーがそれぞれの役割を果たし
素晴らしい出来栄えになっています。
私は、すごいなと、心底思いました。

実は・・・・
この動画の収録にほぼ1日を要したんです。
収録が終わった後、みなさん、憔悴してました。

それぞれ、仕事の合間に自分のパートを練習し
暗譜して収録に臨むわけですが、
自分以外の奏者の演奏も聴きながら
全体のまとまりを感じながら
本番は演奏するわけです。
しかもトラック分けではなく、「一発撮り」です。

そして、この「ハイラル平原」という曲の難易度。
ゲーム音楽のなかでも難関中の難関。

彼らは、それぞれ
第一線で活躍するプロのミュージシャンです。

その彼らでも、合わせるのに長い時間を要しました。
どこまで追求するかという、こだわりの部分も含めてです。

動画の最後に、みなさん「やったよ!」って
言っている部分がありますが、
あれは、収録がうまくいった
(納得できるものになった)ということに対する
ダイレクトな気持ちの表れなんだと思います。

予算も時間も豊富にあってできることなら
もう少しゆとりも持てるでしょうし、
撮り直しやトラック分けでの収録も可能です。

ミュージシャンは、
それぞれの、様々な制約のもとに
最大限、良いものを届けようと
みなさん、がんばっておられます。

そんな背景については、視聴者は知る由もないでしょう。

「涙が出たよ」をはじめ、
視聴者のみなさんの高く評価するコメントを見て
演奏したご本人たちと同じように嬉しい反面、

いろいろといじくって
誹謗中傷しているコメントを見ると
ガッカリしてしまいます。

どこでもいいから粗さがし・・・みたいな。

よくなかったと思うのなら
それはそれでいいのです。
好き嫌いありますから。
どう感じるかは十人十色。

でも、不必要な、あるいは過度の誹謗中傷
については残念でなりません。


音楽も芸術も、
人それぞれのフィルターで評価するのは然り。
公の場で、どうコメントしようが、それも自由。
不必要な誹謗中傷を止めようとしても
それは無理だということもわかっている。

でも、

この残念な気持ちを
今日は、誰かに伝えたかった・・・・


のであります。