絵本の読み聞かせ | It's Key Blog

絵本の読み聞かせ

4月から月一で絵本本の読み聞かせ会に行き始めた。

と言っても堅苦しい雰囲気ではなく、公文教室が場を提供して、様々な年齢の子どもとお母さん、お父さんが集まって、自分たちのお気に入りの本を披露したり、みんなで童謡を歌ったり、終了後は、おしゃべりをしたり、持ち寄ったおやつを食べたりするとっても和気藹々とした会。

公文の先生は、母とも同級生で、私が小学生の時にお世話になった先生で全く気兼ねもなく、一生懸命子育てしている親御さんたちに刺激を受けながら楽しい時間が過ごせるので、日程を調整して、できる限り出席したい集い。
手作りおやつもおいしいし。実は、それが楽しみでもあるべーっだ!
(パン作りが上手な人がいるの~ラブラブ

時々、NPO法人の『絵本で子育て』センターの方が講師で来られて、良質な絵本の選び方や読み聞かせの仕方などを指導してくれる。

我が家では、絵本選びは、専門の方に任せていて、『童話館ぶっくくらぶ』の配本システムをイッツがお腹にいる頃から利用している。

どちらもだいたい似通った項目を前提としている。

1. テレビ・ビデオなどを消して、親子のふれあいの時間を持とう。(3歳までは、耳が育つ時期)

2. 優れた絵本、良質な絵本、芸術作品を選ぼう。

3. 20歳を過ぎた(ロングセラーの)絵本

4. 子どもの成長にあった絵本(それぞれの年頃の子どもへ寄り添う想像力が求められる)

5. 洗練された美しい日本語を物語りの楽しさとともに身につける。


忙しい合間でもほんの10分でも20分でも絵本を読んであげることで、子どもは、絵本が大好きになり、聞く力・理解力を身につけ、さらに親と子の絆、ぬくもり、愛されていることを知ることにつながっていくと言う。

さりげなく、素朴に絵本を読んであげるだけで、子どもたちが切に望んでいるものを手渡すことができるなら、絵本の力を借りるのは、とてもたやすい。

『配本は、子どもが興味のない本も送られてくるので、要らない本で本棚を埋めることになる。』とか『図書館で借りた本で子どもが気に入って何度も「読んで。」と言う本だけを買ってやればよい。』とか言う人もいる。

そんなことをしたら、きっと我が家の本棚は、車や電車の絵本ばかりになってしまう気がする。
言葉も「ブーブー、ウーウー。ビューン。」の擬音だけでは、困りもの汗

でも実際、『童話館ぶっくくらぶ』から月に一回イッツ宛に送られてくる本は、彼にとっても特別なもののようだし、私にとっても自分ではなかなか見つけてやることができない質の良い、芸術作品のように美しい、年齢によくあったもので、私は大いに助かっているし、何より絵本が大好きで読んでもらえるのを楽しみにしているイッツの姿と成長を見るのが嬉しい。

もちろん、図書館で選んでやるのは、私の役目なので2週間おきにMAX10冊は真剣に選ぶけど、中にやっぱり全く興味のない本もある。
そういう本が良くない本かと言うと大人から見るとそうではないんだけど、イッツにとっては、やっぱり少し文章が長かったり、理解しにくかったり、想像できなかったり、何かしら原因がつきとめられる。
今は、できるだけシンプルで、分かりやすい本を選ぶようにしている。
イッツの反応は、私も勉強になってほんとにおもしろい。


良質の本を主食とするならば、通称おやつ本と言われる安価で優れていない本で育った子どもはどうなるか…(笑)と絵本講師の方が言っていた。

本物の本を与えることが心・頭の成長を促すと。

『ももたろう』を例に出すと、おやつ本は、“桃の中から『オギャー オギャー。』”と強烈なカタカナと強烈なアニメ画。
本物は、“桃の中から『ほんげあ ほんげあ』”とやわらかいひらがなと墨を使った昔話風な絵。

『ももたろう』と言えば、赤羽末吉さんの絵本が有名らしいが、絵本講師の方は、箕田源二郎さんの絵本がおすすめだとか。
ももたろうがどんどん成長する所とか、うろ覚えだけど

『あわんおかゆひとわん食うては、ずくん。
ますん塩焼きふた串食べては、ずくん、ずくん。
山いも汁三杯食べては、ずくん、ずくん、ずくん。
と大きくなった。』

みたいな古典的な言葉が用いられ、きちんと主食、主菜、汁物と食育にもつながるような描写が描かれていてにくい(笑)
私もすごく気に入ってしまった。

『三びきのこぶた』にしかり。
昔話に忠実に描写した絵本は、母ぶたが三びきの子ぶたを貧乏で育てられないと外に出してしまったり、上と次の子ぶたがおおかみに食べられてしまったり、最後に残った末の子ぶたが鍋の中に落ちたおおかみを食べてしまうと残酷。

親としてみたら、ハッピーエンドの『三びきのこぶた』を読む方がいいと考えるかも知れない。
でも、子どもは、「おおかみは、やけどしたくらいじゃまた子ぶたを食べにやってくるよ。」と逆にすっきりしないらしい。
子どもにとっては、おおかみは悪く、恐ろしく、迫力満点で、最後は、正義は勝つ!くらいの本物の結末の方がよいのだと言う。

確かに、弱いものの命のはかなさ、命の大切さ、弱くても知恵と勇気を振り絞り、悪に勝つことができると伝えている良い本だと思う。
今の世の中だからこそ、本物を読む必要があるかも知れない。

絵本講師の方のお話は、興味深く、参考になるし、吸い込まれるように聞き入ってしまう。
さすがだ。
声もすごく素敵ラブラブ!

この読み聞かせ会に参加するようになってから、イッツを膝に抱いて絵本を読んであげるひと時、ぬくもりが、より心地よく、意味あるもののように思えるから不思議。

童話館の配本だけでは、自己流で自己満足で、おざなりになってたところもある。

最近は、図書館の本と童話館の配本を多い時は続けて10冊以上、好きな絵本は、2~3回。
それを朝、昼、晩「読んで。」とせがまれる。
これだけは、いつでも何度でも読んであげることが私の親としての役割だと思って喜んで引き受けてあげたいと思う。