父が亡くなってもう10日も経ってしまう。

時間が流れるのが嘘のように早いです。



10月11日(日)入院した父に付き添うため母は病院に泊まった。

翌12日(月)も夜、付き添って泊まった。

13日(火)、やっと尿が出るようになった父。

ほっと一安心。腎臓は大丈夫とのこと。

でも腸閉塞のため、14日(水)に胃カメラで検査と、腸まで管を入れて腸の中のものを吸いだすとか。

主治医からそう説明され、母は火曜は自宅で休んで水曜日にまた付き添うことにした。

14日(水)、10時には自宅を出発した母が病院へ向かってるとき、ケイタイが鳴った。


呼吸困難になってるので人工呼吸器をつけたいのですが・・・


12時過ぎ、私の昼休憩を待って母から連絡が入った。


呼吸困難で人工呼吸器を付けた。

血圧も上が60台、下が40台。


急いで病院へ向かった。

妹もにも連絡を取り、病院へと向かった。


私が先に到着した。

父さんは意識があった。

人工呼吸器が難しいのか、邪魔なのか、手で外そうとしてる。

「ダメよ、これ取ったらしんどくなるよ」と手を握る母。

「父さん・・・しんどいん?」

「おお~お」

しっかり返事をしてくれる。

人工呼吸器のほかにも点滴もたくさん付いてるし、何よりショックなのがテレビドラマでもよく見るモニターが付いてたこと。

心拍や血圧などが表示されてるモニター。

なんだか・・・ただごとじゃない気はしてきた。

妹も到着した。

母から簡単に説明を受け、それぞれ夫に連絡することに。

道中、夫に連絡をすると「すぐ行く」と言うのを制止し、私が病院に着いて連絡するまで待ってと伝えてあった。

だって・・・去年も意識不明で緊急入院したとき、慌てて駆けつけたら意識はあるし、返事もするし、2日で退院できたから今回も2~3日の入院なんだろう、と家族はみんな信じてた。

夫に電話し、母から聞いた話を伝えた。

「さっき、私が着く前に看護師さんに
『娘さんにはもう連絡してありますか?』
って聞かれたんだって・・・

もしかしたらそういう状態(危篤)なんかもしれん・・・」