何事も、欲しがる前に、今の状況を把握せよ。
蛙はどんな王様をもらっても、満足しない。蛙たちは自分たちで何も行動を起こさずに(自分たちに)都合の良いリーダーを求め、
そのリーダーが(蛙の)望むように仕事をしなければ、また不満を言い別のリーダーを求めた。
現代社会を上手く描写していると思います。このイソップ寓話は、起源がなんと紀元前3世紀ごろ?と言われている。
この様な寓話が出始めた背景には、「自由に意見を言うことが許されない時代」を物語っている。
Heron(鶴に似た鳥、鷺)アオサギは、アオサギ科Ardidae属の淡水・沿岸の長足の鳥で、64種が確認されていますが、そのうちのいくつかは、アオサギではなく、サギやビターンと呼ばれる。情報元:ソース |
別の見解:
ドイツの神学者マルティン・ルターが『政府の権威について』(1523 年)。
善良な支配者の少なさを語り、その欠如を人間の邪悪さへの罰として捉えている。作家クリストフ・ミューラーは、自由を認めない者は神の意志によって暴君を送り込まれると警告する一節がある。
この物語は、フランスのルイ14世が、シャルル・ペローの提案により、1669年にヴェルサイユ宮殿の庭園に設置された水圧像で構成された生け垣の迷路「ヴェルサイユの迷宮」のために選んだ39のイソップ寓話の1つ。ジャン・ドゥ・ラ・フォンテーヌの寓話『Les grenouilles qui desirent un roi』(III.4)は、ファイドゥロスの版をかなり忠実に踏襲しており、その結論を繰り返している。ラ・フォンテーヌが執筆したのは、イングランドで共和制政権の時代を経て君主制が復活した直後のことで、レストランジュがコメントしたのは、革命によって復活した政権が転覆し、別の政権が設置されてから3年後のことだった。
フランス人が政権交代を経験するやいなや、挿絵家たちはこの寓話を通して自分たちの感情を表現した。1791年に描かれた「Le roi soliveau, ou les grenouilles qui demandent un roi(ログ王、またはカエルが王を要求する)」というタイトルの漫画は、シャン・ド・マルスの大虐殺の責任者たちを皮肉たっぷりに描いている。
次の世紀には、風刺画家のグランヴィルは、検閲によって生活が困難になった後、ラ・フォンテーヌの寓話の挿絵を描くことに転向。そこには、 月桂樹の冠 をかぶって水の中を闊歩する皇室のコウノトリが描かれており、一方ではお人好しの支持者に応援され、他方では大惨事を引き起こす。土手の上に座って獲物を飲み込んでいる恐ろしい骸骨のコウノトリの絵は、1869年に出版されたイソップ寓話集に掲載されている。 彼の両親を亡命に追いやった第二次フランス帝国に対する彼のコメントである。
月桂樹の冠 |
今日も感謝有難う。