いつか誰かと待ち合わせ

立体親切 新内浩之の日々の記録


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立体親切公演「奇妙なコドク」、全日程を無事に終了いたしました。

関係者の方、見ていただいた方、応援していただいた方に感謝いたします。


公演中にもさまざまあり、また、準備段階から上手くいかないことだらけでしたが、

何とか公演を終え、そして劇団として再出発できたということがともかくよかった。

いろんなことに対していろんな方から叱っていただきましたが、それも大変ありがたかった。

ボクは恵まれているなと思うばかりです。



さて、少し台本に関して、

今回「織田信忠」についての芝居をやったのですが、積極的にそういうアナウンスはしませんでした。

ボクが前説でわざわざ説明するからというものありましたが、それよりもお芝居自体を「歴史もの」というジャンルにくくりたくなかったというのがあります。

「歴史」を中心に据えるというのは立体親切では初でした(過去に古典からの引用作品はありますがまた違うので)。自分自身が大学で史学をかじっていたこともあるのでそうそうできないだとも思っていました。

やるならば、立体親切ならではの「歴史もの」にしたいとも思っていました。よく見かけるように、歴史上の人物を演じ、着物を着て殺陣をやるみたいなことは考えていませんでした。


さらに今回「説明」というものに、焦点を当てました。一般的な演劇では多分避けられるであろう「説明台詞」。これをいかに舞台表現として落とし込めるか、表現まで昇華できるか。


その「歴史」と「説明」を「現代を生きる我々」に混ぜ込んでいくのに、ものすごく時間がかかりました。

結果的にここで時間がかかってしまったことが、イロイロと響いてしまうわけですが・・・・

もともと独力ではこの混ぜ込みが難しいとも思っていました。役者の感覚・意見が必要なことなんだろうと。ただ、台本はなるべく早く完本させたかったわけですが。

読み通り、稽古序盤に役者に向けて信忠の説明をしたのですが、その説明に対するの感想の中で松尾が「信忠は指針を失った」という言葉を意味のある言葉として捉えてくれたのが、混ぜ込んでいくのに最終的な決定打となった気がします。


賛否があるとはいえ、うまく混ぜ込めた部分もあったのではないかと思ってます。

これは「歴史」の側面よりも当然、「説明」の面で混ぜ込めたことに意味があったのですが。

物語後半の「歴史」的事実の箇条書きみたいな「説明」が成立した部分は大きな収穫でした。


これから先「歴史もの」をやるかどうかはわかりません。まあ、信忠くらいマイナーでかつ面白味のある人物と巡り合えればやるかもしれませんが、メジャーな人物をあえて立体親切としてやる気はありませんし、先述の通りその人物を演じるようなことをやるつもりもありません。

そういう意味では唯一の立体親切での「歴史もの」だったのかもしれません。

「歴史」への興味が普通よりも強いだけに、なかなかテーマにしづらいとも思っています。

ま、覆るかもしれませんが・・・



今回、公演名から「第○回公演」いう数字の部分を外しました。

再出発に関して違いを出したかったのと、大好きな劇団さんを真似たのと、

あとは過去の公演(大親切祭)で、6番目以降を数字ではなく繰り返すという意味に変換するというくだりがあったからです。(今回、第6回公演にあたります、しかし、番外公演を含めると7回目です)

そういう意味合いで、七光という主人公の名前もよかった気がしますし、最後の鈴の台詞(七光の子供の名前の話)での次回公演の示唆は完全な自己満足ですが、お気に入りなのです。


次回公演に向けて早く動き出そうと思っております。

次はまた混沌とした作品が書きたくなっております。


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今日、初通しをやった。本番までは一週間を切っている。遅いといえば遅いが、台本の完本からすればこんなもんだろうと思う。
毎回そうだが、初通しの後と言うのは漏れなく凹む。いろんな部分のいたらなさに気づくからだ。しかし、これは本番に向けて必要なものだろうと思っている。

今回も新内にしか書けない本は書けていると思う。台本の中には相当量の熱量が詰まっている。
まだまだ、新内にしかできない演出も役者表現も物足りない。如何に余地が残ってるかは分かる。熱量を増していく。高いところへ増していく。


立体親切公演 「奇妙なコドク」
@上野小劇場
10月11日 19:00~
10月12日 14:00~ 19:00~
10月13日 13:00~ 17:00~
チケット 2000円
お問い合わせ 立体親切(rittai.shinsetsu.3@gmail.com)


チケットは新内の個人携帯、またはブログのメッセージなどへよろしくです。
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やっと日曜日に完本しました。

2年以上、この台本に対していろいろ考えていましたが、

ちゃんと落ち着くべきところに落ち着いたと思ってます。

結局、最後10日くらいで浮かんだアイデア、

ラスト2日の決断が形作ってくれました。

自分の台詞を覚えるために読み返してますが、

なかなかよい台本になっていると思います。

あとは演出として、役者と形作るだけです。

ということで、立体親切エンゲキやります。


立体親切公演 「奇妙なコドク」

作・演出 新内浩之

出演 松尾藍

    穂積宏和

    藤井彩葉

    新内浩之


@上野小劇場

  (東京都台東区東上野2丁目11-1)

10月11日(金) 19:00~

  12日(土) 14:00~ 19:00~

  13日(日) 13:00~ 17:00~


チケット 2000円


ご予約は新内まで、個人携帯やこのブログのメッセージ、またはtwitter(@rittai_shinuchi)などにご連絡いただければです。

また、立体親切 rittai.shinsetsu.3@gmail.com  でも承っております。

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立体親切、久方ぶりに公演をやります。
とは言っても、今年の10月。まだ、半年以上先の話ではありますが。

劇場を押さえてから台本を書く癖は抜けきらず、まだ書けておりませんが、前回(2010/12)公演が終わって以降、ずっと温め続けている作品です。そろそろ孵化させてあげたい。



立体親切 本公演
「奇妙なコドク」

2013/10/11(金)~13(日)
上野小劇場

作・演出 新内浩之

料金 2000円(前売・当日共に)
チケットは8月より販売

☆刀も着物も「拙者」も「ござる」も出てこない歴史のお話になります。

 あらすじもまだまだ考案中。




実は作って一年以上経つ立体親切の新しいブログも公開しておきます。
立体親切

まだ、記事は何もありませんがこちらでも公演情報をお知らせしていく予定です。

勿論このブログでもお知らせしていきます。

まずは台本をしっかりと書きたいと思います。

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「親切」と劇団名にあるとアンケートによくこういう意見をいただく、

「全然親切じゃありませんでした」

分かりやすさに対することを言ってくれてるのだと思う。
うん、その視点に立つと立体親切の芝居は親切ではないのかも知れない。

元々、ボクの憧れる大人計画さんの初期作品に親切伝というシリーズがあって、

ここから取らせていただいた。(親切伝自体も台本を読んだだけだが、かなり複雑な演劇である)
さらに、大人計画もアメリカのSF作家・カート・ウ゛ォネガットのジェイルバードという小説の

「愛は負けるが、親切は勝つ」という言葉から取ったと、台本のあとがきに書いてあった。

ボクもジェイルバードやウ゛ォネガットの別の小説に影響を受けている。

立体親切がSFを多用していたのはそのせいだと思う。
さらに立体親切では大親切祭という芝居もやった。

天使や悪魔、未来予知、寄生タイプの宇宙人、機械化された人間など出てきて、

一番ぶっ飛んだ内容だったと思う。
中でも「と金ちゃん」という機械化された将棋アイドルのキャラクターは、

テーマ曲を作ってもらい、そのPVまで作って劇中に流すという力の入れようだった。
立体親切の作品中で今でも一番お気に入りのキャラクターだ。

話がそれたが、

何が言いたいかといえば、「親切=お客さんの見やすさ」だと考えてはいないということだ。

「立体」が「平面」のアンチテーゼ的な意味合いだったと同様に「親切」も何かの反意語である。
それは「不親切」ではない、「お節介」だ。


観客に関して、ボクは非常に鋭い感性と豊かな想像力を持っていると思う。
これだけ多種多様なエンタメが世の中には溢れていて

、好きなものをチョイスすることの出来る世の中だ、当たり前である。
さらに観劇時の体調や気持ちによって、観る印象も様々に変化する。
安っぽい言葉をあえて使うと「可能性は無限大∞」なのだ。

そんな中、ただ一個だけのメッセージを送るだけとか、

誰にでも解るような筋道を示すだけ、なんていうのは分かりやすいかも知れないけど、

それは「親切」ではなく「お節介」だと思う。
分かりやすいものを観にくるお客さんがたくさんいることも知っている。
でも、享受するだけより、観劇しながら観客自体もクリエイティブ(いわば想像力)な感性を働かせると、
ただ見るだけより楽しい。
あくまでもボク自身の経験論に基づくものだけど。

イメージとしてはその辺りを表現することが、
「親切」ではないかと思っている。
分からなさすぎて本当に「不親切」になった時もあると思うが。

お客さんに何かを提示出来るのはよい表現者だと思う。
でも、お客さんの可能性をさらに開ける方が
よりよい表現者だと思うのだ。

「親切」と「愛」に関しては、
上記の大親切祭でも少し探ってみたものの
未だよく分からない。
「親切」を大事にしたいものの、
「愛」も同じように大切な欲張りな新内でした。

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演劇論などと、ぶちまけては見たものの、

そういうタマではないと思い、断念。

しかしながら、再開にあたって書いておきたいのです。

芝居というものへの考え方を。

少し堅苦しい文章になるかもしれません。


立体親切という劇団名はどうにも変な劇団名らしく、

しかしながら、ボク自身どこが変なのかよくわからず、

だって、世の中の劇団さんなんてもっと意味の分からないところいっぱいあるでしょ。

こういうふうに変だよ、っていうのがあればぜひ教えていただきたい。


劇団名を付けるにあたって、

音の響きというのはかなり意識しましたが、

それなりに意味も考えて付けました。

今回は「冠」の方、「立体」です。


端的にいうと、深みのある芝居を作りたいという思いからです。

劇団名を付けると当時(というか今でも)、

ものによってはペラペラの平面的な芝居を観ることがあって、

そういう芝居だけは作りたくないと思った。

また、平面的な芝居というもの抽象的で分かりにくいのだけど、

一例をあげると、台本をただ役者たちがなぞっているような芝居。

台本に書かれている一つのメッセージだけを届けようという芝居。

正直物足りないんです。

劇作家として、台本は大切なもので、

毎回、よりよい台本を書くことを目指してはいますが、

台本なんてひとつの道具にすぎないと思います。

役者を輝かせるための一つの道具に。


笑いを中心とした芝居とかでは例外もあるんですけど、

基本的には役者にはまず自分が輝くことを考えてほしい。

立ち位置とか、バランスとかを調整するのは演出の仕事なので、

どんな役だとしても、出てる瞬間は「俺を見ろ!!」でいてほしいのです。


あと、台本を読んだだけで、決め打ちしてくる役者さんもいるんですが、

よほどの天才でない限り、そんなことはしないほうがいい。

登場人物と役者自身と演出の意図と脚本の意図と、

それを稽古していく中で混ざり合って、

その役者、その環境でしかできない役が生まれる。

その個性はやわな技術なんかよりも当然勝るもの。


だから、その深さをどんどん深くしていくためには

たくさん稽古することが必要だと思うんです。

付け焼刃の稽古でも、

舞台上でなにかすればそれなりのリアクションを取ることはできます。

でも、そういう芝居を見て、平面的だなと思うんです。

端的にいうと、つまらないなぁと。


人間の心情はひどく複雑なものだと思っています。

芝居だから、それをある程度分かりやすく表現することは重要なんだけど、

単純化しすぎると、もはやそれは嘘になる。

立体親切の場合、なるべく複雑な構造を守ったまま、

表現しようとするので、わかりにくいと言われてしまうんですが、

でも、人の表だけ見ててもつまらないでしょう。


さらに深みは想像力を掻き立てると思っています。

表面的ではないけど、そこにあるもの、

それは観客それぞれの想像力になりえる。

そうすると、物語はもはや一つではなくなるわけです。

観客の数だけ、物語が生まれる。

ここまでくると、立体(三次元)以上になります。


すごく贅沢な話をすると、観劇して帰宅後も楽しめる芝居を作りたい。

それは物語のおさらいなんてものではなく、

脚本と演出と役者が形作る、ひとつのスペクタクルのような。

観劇中は登場人物を通して、役者をフルに楽しんでもらいたい。

さまざまな感情を出している役者の熱量(エネルギー)を。


これまでの公演で、以上のことができていたかというと

そんなわけでもありません。

瞬間的に片鱗を垣間見たことはありますが、

まだまだ足りない。

ボクは表現に関してはゴールを決めないほうがいいと思っている人間です。

なのでたぶん満ち足りることはないでしょう。

それでも、まだまだ足りない。

そのためにはまず、ボク自身が力をつけないといけない。

劇作家として、演出家として、表現者として。

そして、だれよりも大きな熱量(エネルギー)を出し続けないといけない。


立体親切は「立体」と言いながら、

さらに欲をかき「立体」以上を目指している劇団です。


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8月に予定しておりました、

立体親切番外公演は諸事情により中止とさせていただきました。

楽しみにしていただいていた方、関係者の皆様、大変申し訳ございません。



1週間ほど前から決まっていたのですが、

昨日、劇場さんとのお話もおわり、発表できるはこびとなりました。

あまりよい発表でなくてすみません。

本当に迷惑をかけてしまった方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。


立体親切の(ブログ形式の)HPはいったん削除しました。

更新も滞ってましたし、ひとつのタイミングです。

とりあえず、年内は謹慎もかねて静かにしている予定です。

半年、色々と考えるとおもいます。

今回の事で考えさせられることも色々とありました。

そういう思いを積み重ねていく中で、

すごく自然な形で今後のことが決まっていくのではないかと思います。


それでは、暑い日が続いておりますがみなさまお元気でお過ごしください。


立体親切 新内浩之


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新年です。


立体親切の劇団員として2年間、在籍しました廣田直也が

2010/12/31付けで退団することとなりました。

いままで応援いたいた方々、ありがとうございました。

これからもフリーの役者として活動していきますので、

さらなる応援よろしくお願いいたします。



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役者・スタッフの皆さま、関わっていただいた方々、

そして観に来ていただいたお客様感謝いたします。


無事、何度か事故るんじゃないかというピンチも乗り越えて、

第3回公演は無事終了しました。


何度も書きましたがイロイロとありました。

イロイロ経験して大きくなってくしかないということも再認しました。

盛りだくさんでした。


これからもイロんな人を話を聞いて、

しっかりと成長できればと思います。

イロんな人と関わって。

今回、本当に音楽とか絵とかコラボレーションさせてもらって、

ボクの場合、照明や音響も確実な何かがあるわけではなく、

スタッフさんが出してくれる何かとボクの本や演出が混ざり合うのが、

大好きだから、

最後の絵のシーンは本当に大好きで。

描いていただいたkeicoccoさんにはとても感謝しております。

全然、普段の作風と違うのにお化けの絵なんて発注にこたえてくれて。


イロんな人と交わりながら、

作家として、演出家として、役者として、

高い所を目指していければと思ってます。


作品自体、賛否イロイロと意見はありましたが、

ボクを知ってる人からは結構よい言葉をいただけたので、

ものすごく、泣きそうに嬉しくなってしまって、

がんばんなきゃと思いました。



いつか誰かと待ち合わせ-お化けの絵

ちょっと見ずらいですが、劇中書いていたお化けの絵です。

keicoccoさんが下絵のデザインを描いてもらい、

ボクが7stかけて着色しました。

元の素材を台無しにしてなければいいのですが・・・、



さて、またバイトの日々がはじまります。


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