舟木一夫さん大ファンが50万円映画館クラファン、

35ミリフィルム特別上映へ 

岐阜市・ロイヤル劇場

岐阜市日ノ出町の映画館「ロイヤル劇場」を存続させるクラウドファンディング(CF)で、50万円を支援すると見たい映画を35ミリフィルムで特別上映できる最高額プランに東京都の女性が申し込んだ。選んだ映画は、舟木一夫さん出演の1960年代の作品。25日から始まる上映を「こんなチャンスはめったになく、夢のよう。多くの人に見てもらいたい」と心待ちにしている。

 

 

  女性は、教員の板橋今日子さん(53)。2年ほど前、ふとしたきっかけで舟木さんの特別公演を見に行ったところ、すっかり心を奪われてファンになった。

 

「歌も、しぐさも素敵で見とれてしまう」。全国のコンサートに出かける。  ロイヤル劇場のCFを知ったのは、たまたま、X(旧ツイッター)で。50万円と高額だったが、「得難い経験」と思い、すぐに申し込んだ。プランは1作品を1週間、限定上映するものだが、劇場を運営する岐阜土地興業が板橋さんの熱い思いに打たれ、特別に、3作を3週間にわたり上映することになった。  板橋さんが選んだ作品は

「哀愁の夜」(66年)、「高原のお嬢さん」(65年)、「絶唱」(66年)。

人気を集めた青春歌謡映画。数多くの出演作品の中から絞り込むのに随分迷ったという。 

 

 

 ロイヤル劇場は、全国で唯一、35ミリフィルムのみを常設上映する映画館。設備の老朽化が進み、存続が危ぶまれることから、岐阜新聞映画部が昨年9月、CF「【ロイヤル劇場】思いやるプロジェクト~ロイヤル、オモイヤル~」を立ち上げて、支援を募り始めた。コースは千円から50万円まで複数あり、それぞれに返礼品が用意されている。動きは全国に広がり、これまでに約300人が支援した。 

 

 

 板橋さんがロイヤル劇場を訪れるのは今回で2度目になる。「スクリーンは大きくて、建物もチラシも素敵。しかも入れ替え制なし。そういう意味で、映画の世界に浸れるこれ以上の環境は思いつかない」と言い、支援の輪が広がり、ロイヤル劇場が存続することを願っている。特別上映の3作品を見るために、東京から往復して劇場に駆け付けるつもりだ。  

作品は1日4回の上映で、入場料は600円。  

上映日は次の通り。 

 

「哀愁の夜  」  2月25日~3月1日

「高原のお嬢さん」 3月2~8日

「絶唱 」     3月9~15日

 

 

今年80歳になる舟木さん、

相変わらず熱い思いのファンはいるのですね!

 

舟木さんはこの話を聞いて

何より嬉しいことでしょうね!。