世界を斬り裂く 達人同士の鍔迫り合い
ワイドマンに敗れてから、ダラウェイを瞬殺し再びタイトル戦線へ戻ったリョート。UFCデビュー戦こそベウフォートにKOされたものの、その後3連勝で全てフィニッシュしているロックホールド。お互い斬れ味抜群の名刀を持つだけに目が離せないミドル級戦になる。この勝者が次期挑戦者と目されているが、リョートはまだ早い?
ドラゴン、再び王の座へ
リョート・マチダは現在36歳でミドル級2位。年齢的にも引退を考える時期に差しかかっている。その為にロックホールドとの一戦は絶対に落とせない戦いになる。オールラウンダー同士なだけに、ハイレベルな総力戦が見られるだろう。ムニョスを一瞬で斬り落とした左ハイキック、ダラウェイの肋骨を粉砕した左ミドルなど近年ではフィニッシュ重視の戦いになりつつあるリョート。今回もやはり得意のスタンドで戦っていきたい。と言えどもロックホールドの長いリーチから放たれる蹴り技で苦戦する可能性はある。さらにロックホールドの下がりながら放てるカウンターフックにも要注意。リョートからすれば、蹴らせない様に積極的に前へ出て、一気に距離を詰めての一撃が必要になる。戦術面に長け、ポイントメイクも巧いロックホールドだけに、出来れば中盤でフィニッシュしたいリョートだ。この試合を制してタイトル挑戦をアピールしたい。
もう一度あの男とやらせてくれ
プライドをズタボロにされたあの憎き男に借りを返す為にも負けられないのが、ロックホールドだ。最近はフィリッポウをミドルキック葬、ボッシュをキムラロック葬、ビスピンをギロチン葬して、オクタゴンで本領発揮する事に成功している。ロックホールドはスタンドの攻防が巧みで、何より196cmを誇るリーチはミドル級では驚異。ちなみにワイドマンは198cm。リーチでアドバンテージがあるが、リョートの間合いデンジャーゾーンに入れば一瞬で斬り落とされてしまう可能性もある。なのでカウンター戦法を取りたい。リョートの踏み込み際にショートフックのカウンターを入れる事が出来れば、リョートでも腰は落ちるだろう。そしてグラウンドへ持っていくプランもありだと思う。その為にリョートの蹴りをキャッチし寝技へ移行。そこで気を付けたいのはボトムからのリョートのアタック。グレイシーから柔術を教わってるだけあって、ギロチン系の技が脅威になるだろう。ポジショニングを進め、サイドからの肩固めを狙っていきたい。長時間リョートを抑え続けるのは難しいだろうが。立つ間際も極めのチャンスになる。積極的に極めを狙い、テイクダウンも奪ってポイントメイクしていきたい。この勝負を制しタイトル奪取とベウフォートに借りを返したい。
勝負は一瞬で決まるのか。それとも総力戦か。大注目のミドル級ワンマッチ。



