最激戦区ライト級にてファン垂涎の好カードが実現。
そもそも本来ベンヘンの相手はアルバレスだったのだが、アルバレスが風邪で欠場。
「エディが風邪で欠場だって?それはあり得ない。エディはベンヘンに恐れて逃げたんだろ?今頃ポルノ女優みたいな嫁とファックしてるだろう。」とチェール・ソネンが言ったかどうかは定かではない。そこで名乗りを上げたのが「カウボーイ」ドナルド・セラーニだった。UFC182でマイルズ・ジュリーを破って2週間後の急遽出場になる。対して元UFCライト級王者ベンヘンはアンジョスにKO負けしてからの復帰戦。この試合を制し再びタイトル戦線へ舞い戻りたい。両者は過去にWECで2度対戦しているが、2戦ともベンヘンが勝利している。当然あの頃のセラーニとは大きく違う事も踏まえて考察したい。
カウボーイの首と引き換えにタイトルマッチへ
ベンヘンは現在ライト級5位。ペティスにベルトを奪われてから、トムソンに微妙な判定勝ち後、ハビロフにチョークで締め復活をアピールするも、アンジョスにまさかのKO負けを喫した。減量がきつく試合後ウェルター級転向するという声もある。セラーニに対してオールラウンドに戦うのか。それとも組んでグラウンドに引きずり込んでのサブミッションか。2戦目のセラーニ戦は2分足らずでスクランブルの攻防でギロチン葬しているが、それが今回通用するとは思えない。今のセラーニは寝技が強力にアップデートされており、テイクダウンを取る事も至難の技だ。そうなれば1戦目の5Rに渡る削り合いMMAの方が勝つ確率は高い。リーチ差のある戦いにはなるが距離を潰して組めば問題はない。ローキックをカットし、組み倒してセラーニの光を消していけばベンヘンの勝利が近づく。
ニュー・カウボーイを止める事は出来ない
セラーニは現在同級3位。最近セラーニの株が急上昇している。15戦無敗のジュリーに完勝し、その後にスクランブル出場するからだ。そしてベンヘンとはWECで2度も敗れているため、意地でもリベンジしたいはずだ。
セラーニは殴り&蹴りが大好きなキック寄りのオールラウンダーである。寝技も十分なスキルを持っているが、自らテイクダウンにいくことはあまりない。ジュリー戦で見せた四の字ロック&柔術ムーブは強力でベンヘンとグラウンドになっても引けを取らない。ただスイープ時のギロチンに注意を払い、ボトムになるのは避けなければいけない。
ストライキングではセラーニの方に僅かに分があるので、リーチのある打撃でロー&膝で削り、ベンヘンの組みをカットしてミドルレンジからパンチ&キックの波状攻撃を実行すればセラーニ勝利は堅い。ジェレミー・スティーブンス戦の様な展開になると予想している。
両者蹴り技に長け、強力な極めも有する似た者同士なだけに、より完成度の高い方が勝つ事が出来る。連敗は許されない元王者ベンヘン、3度目の正直セラーニ。試合前からFON候補だ。



