以前からつかんでいた情報で、実物にも出会ったことがあるが今回自分が購入した商品が全く同じ状態だったので、中古で交換レンズを手に入れるリスクのひとつとして情報共有したい。

 

ニコンのフルサイズ一眼レフカメラと、交換レンズ一式をコロナ禍に入り一気に処分してから、パナソニックのマイクロフォーサーズシステムに乗り換えた。

どうせ使わないのなら、安くて軽くて以前からユーザーとして良さを体験していたパナソニックを人生最後の選択肢にしようと考えていたからだ。

 

その中で、交換レンズをそろえていく中で気になっているレンズがあった。

LUMIX G 25mmF1.7である。

このレンズはキットレンズとして設定されていたこともある、非常に安価な単焦点レンズで、現在新品は1本25000円ほどで購入することができる。

中古価格が比例して下がっておらず、15000円をピークに10000円を切ることはまずなかったのだが、たまたまフリマサイトを眺めていた時に偶然激安価格のものを発見してしまったのだ。

 

状態を確認すると、正面から数えて1枚目の裏側数か所に点カビ、レンズリアキャップとデコレーションリング以外はすべてそろっており実写確認済みだったので早速購入した。

あらゆる腐ったジャンクレンズを買いあさってきたので、特に問題ないと考えたからだ。

 

ここでポイントになるのは「カビかクモリかどちらが写りに影響するのか」である。

結論は、クモリ。

白内障と同じで、ガラスが1面白く濁ることは面カビと呼ばれる状態よりもさらにたちが悪い。

カビはクリーニングすれば跡は残るものの写りは回復するが、クモリはガラスの張り合わせもしくはガラス表面の劣化によるもので、部品交換以外に回復させる方法はない。

 

そして今回、手元に届き早速後ろ玉を確認したときに「あーやっぱりそう来たか」となった。

見事にクモリが出ている、以前リサイクルショップで見つけた個体と同じ状態である。

レンズの頂点とその付近だけ影響を免れている状態で、価格コムに報告されている事例と合致する。

新品状態でも一定期間保存されていると現れる症状のようで、しかも写真撮影時にわからないようにすることができる。そのため15000円出してものすごくきれいな見た目の個体を買ったとしても、すでにクモリが出ているかいずれおなじようになるのか判別することはできない。

また同じ価格を出すと、名玉20㎜F1.7が買えるし倍額予算を組めばライカ25㎜F1.4も狙えなくはないため、どうせまともな状態で出回っているか保証できないものに無駄金をつぎ込むことは愚の骨頂である。

 

これから実写テストをするが、この状態でも問題なければ普段使いしたいところだ。

ご覧の通り、LUMIX GF1のシェルホワイトにシンデレラフィットである。

軽薄なシルバーの外装の色見が、シェルホワイトの外装のてかり具合とマッチングする。これに黒系のカメラカバー(アンダー)があるとツートンになってさらにかっこいいだろう。