(以下後半戦)
簡単な感想を述べる。
友人たちと待ち合わせして久しぶりに、1日オーディオの話で盛り上がった。
結論:くだらない話が長すぎる
内輪ネタでしょうもなく意味のない会話を水増しするな
テスト信号のような音楽ソースを流すな
右側のスピーカーの音がちゃんと出るか事前に確認しろ
・タオック(TAOC)
JBLの新型スピーカー(Summit Makalu)を用いたオーディオボードの有無を聴き比べるデモPRを少し聴いた。
おもちゃのような音で鳴っていたので、いつもの見掛け倒しJBLらしさ全開。
ボードの効果(詰まったような低音、変な硬さの乗る高音、悪くなる音色)はちゃんと体感することができた。
B&Wの805 D4を当て馬の自作スタンドとTAOC自慢の専用スタンドを用いて比較試聴したが、よくわからない自作スタンドの音が変な誇張がなく専用スタンドはより、変な音が強調されて酷いものだった。
それにしても説明はグダグダだし用意されたスライドショーは見にくかった。
・サエク(SAEC)
ハーベス(Herbeth)のスピーカー2種類をLP盤で聴いた。
輪郭のはっきりしたロック、ポップスもそつなくこなしながら、音色の良さを出そうと必死になっているのが良く分かった。
2回参加し、どちらも展示会の両親を感じる丁寧で参加者の興味を引く説明、音源であった。これなら50分ずっと聞いていられるし新たな音源探しの意欲が掻き立てられる。
欲を言えば代理店なのだからスピーカーの強みに合わせた選曲にしても良かったと思う。
・エポス(EPOS)
アルベドのような輪郭のはっきりした鳴り方をしていた、それよりも韓国の大学教授が作った「スピーカー自身の不協和音を取り除くアイテム」の効果がとてもはっきり聞こえた。
設置するだけで音が整う、動作原理は代理店ベースで理解できていないほど難しいそうだが、大型建築物に用いる理論を応用しているというのが興味深い。
・ケーイーエフ(KEF)
オリジナルグッズをもらうために参加した。
コンパクトなスピーカーだが以前のようなぼんやりした音ではなく、シャープでわかりやすく整理された音に変わっていた。
それにしても寸劇は不要だった、音源再生も不具合で何度も失敗していたし肝心のサブウーファーを左右に1個ずつ追加したデモも不発。
興味を持ってもらおうと必死なのはわかるが、1曲でも多く音楽を聞かせて納得させればよいのでは。
・モニターオーディオ(Monitor Audio)
プライマー(Primare)のセパレートアンプと組み合わせてのんびりとしたトークでデモを行っていた。
展示会では映えない地味ながら小綺麗な音だった、しかし欲しくなるインパクトは感じられず耳当たりの良い無難な音という印象。
・パラダイム(Paradigm)
デザインありきのスピーカーと思いきや、端正な音と響きで受けの良さを感じた。
かつて日本に輸入されていたビンテージ品を持っていたが、印象に残る良さがあったため、日本に再上陸するという話から一気に広まったのを聞いて自分の耳の良さに納得。
・テクニクス(Technics)
聞くと安心する国産オーディオらしい音、どんどん頭のおかしな方向に行ったり客をなめ腐って没落していくメーカーが多い中、大企業の道楽としてうまく立ち回り細々と続けているまじめさに感銘を受ける。
初代フラッグシップモデルを変わらず作り続けており、下手を売って自滅しないことを祈る。
・マランツ(Marantz)
機材トラブルに至るまでの演説時間はなんだったのか。
待たされ続けてようやく音楽を楽しめると思ったら、右側のスピーカーから音が出ないまま1曲聞かされた。
その後特に謝ることなく、再び演説を始めたので呆れかえり席を立った。
音楽を聞かせ客に夢と希望を与える世界に、唯一居座り続ける日本製造業の汚点である。
「おまえらのくだらない話とおっさんのケツを見に来たわけじゃねえんだよ」
・夜ごはんからのお口直し
サイゼリアのごはんはおいしかったです、アンケート書いていた知らないおじさんと意見が合ったねと笑いながら食事が進んだ。
お口直しにスタックスのスピーカーで音楽を聴き、やっぱりこれが一番音楽というものを雄弁に語りかけ、音楽とは何なのかその神髄を乾いた心にたっぷりと注ぎ込んでもらい、その日はお開きとなった。