久しぶりにオーディオ機器を買いました、もちろんジャンク品です。
ハーマンカードンのCDR2という機種です、1999年頃の製品だそうです。
国内未発売モデルなので、なぜ手に入ったのか未だに不思議です。
特徴は左右に搭載された、CDプレーヤーとCDレコーダーのダブルデッキ構造。
ほかにプレーヤーとレコーダーは出力端子や出力回路が別れていたり、本体正面にデジタル入力端子があるなど、特徴的なデッキです。

左側のCDプレーヤーは、残念ながらピックアップの寿命のため、CDを読み取りません。
サンヨーのSF-P151というピックアップユニットを、採用しているため部品交換は可能性のようです。

シールドに覆われたCDレコーダー部分は、ピックアップの種類こそ分かりませんが、トレイ開閉の不具合以外は読み取りはスムーズでした。

CDレコーダーはドライブメカの消費電力のせいか、電源部がごついのが多いですね。
基盤向かって左側がCDプレーヤー、右側がCDレコーダー用の回路のようです。

どちらも24bit96kHz対応のAKM(旭化成マイクロデバイス)のAK4393VFというDACチップが実装されています。
ハーマンカードンのロゴは別パーツが接着されている凝った作りです。
フロントパネルの文字の一部が光るのが、スタイリッシュさを演出しています。
CDを読み込めないとDISC ERROR表示が出続けるのが鬱陶しいです。
レコーダーらしく左右独立レベルメーターつき。
とにかくCDトレイベゼルのデザインが独特です。

リアパネルはCDプレーヤーとレコーダーが独立しているかのように、共用出力がありません。
なかなか凝っているようです。

音質は120V電源ではないため、眠たくて抑揚に欠けた感じです。