朝目を開けたら
外から
『ザーーーーーッ』
と聞こえたときー
かなしいときー
自転車生活の我が家
もちろん雨の日の登園も、自転車。
今朝は私が送りだったので
これ、全部、流れるな、と
はなから化粧はあきらめました。
しかし午後からは会議。
ビニール袋にスーツとパンプスとビジネス鞄をつめこみ
それを自転車の籠に入れ
さあいくぞーーーーー
と、カッパの存在価値を疑問視させるほど強い雨に
びしょぬれになりながら
自転車を漕ぐすっぴん母
の後ろには
こんなにも悠々としたひと一名
羨ましいぞ、おい。
保育園についたら
あるお母さんに
「おはよー！」と
声を掛けられましたが
誰かわからない。
しかし保育園生活５年目ともなれば
その人の自転車の色で判断がつきました。
酷いな！その恰好！って言ったら
あなたも相当ね！！
と言われ、
私が、まるでマグロの競りにいくひとみたいだと盛り上がりました。
そんな私は
真っ黒カッパに、フードに、真っ黒長靴。
あっちはポンチョにフードきゅっっとして、マスク。
完全防備。
こんな格好を笑いあえる雨の日の戦友。
お嬢を送り届け、
駅に向かい、
駐輪場でカッパを脱ぎ、自転車を停めたら
いつもの三分の一も自転車が停まってない。
そりゃみんな、歩くよね。
そんな中でも
停まってる自転車。
その半分以上には
後ろに子供載せが。
ああ、戦友たちがここにいる。
雨だからと言って自転車に乗らないというチョイスがない、戦友たちが。
そんな自転車たちの存在に励まされつつ
駅のトイレで着替え
濡れた服はすべて駅のコインロッカーに。
スーツにパンプスにビジネス鞄を抱え
やっと、いざ出勤。
なんか
スーパーマンみたいだ！
顔はまだすっぴんでしたが。
そして今も、まだ。
よし、化粧しよう。
そんな雨の日でございます。