はじまりのプロローグ⑥
さて、いよいよここで現在に至ります長かった私の人生はたった6つのプロローグでまとまり。人生というのは意外に一瞬なんだろうな〜。だからこそ。「嫌なこと」や「やりたくないこと」「怖いこと」「つまらないこと」なんかに時間を費やしている余裕はない。3ヶ月前に3店舗目のお店異動で静岡県へ転勤してきました。今まで名古屋→京都→大阪と、いずれも都市で生活してきた私。はじめての都市でない生活に戸惑い。(静岡の皆様大変失礼致します)なんだか娯楽も見つけられず、家と仕事の往復をはじめるのでした。3店舗目は売上規模も、売り場面積も今までで1番小さなお店。スタッフの数も格段に少ない。また、これまでとは違った環境。かつ、そびえ立つ大量の仕事量慣れるだけでも体力と気力が必要なのに、さらに人間関係に複雑な問題があった。私が仕事をする上でポリシーにしているのは、「それが楽しいこと」と「それを楽しむこと」自分がやりたくてやっているということ。…だんだんと、違和感が心の中を満たしていくのを感じていた。もともと感情が豊かな私は、喜怒哀楽が大きくて。それを使って曲を書いたりしてたんだけど、社会人になってから全く曲が書けなくなってた。嬉しい時に笑ったり、悲しい時に泣いたりする「素直な感情」がわからなくなって、楽しくないのに笑ったり、悔しくてやるせなくても泣けなかったり。ある日、私は死んでいると思った。毎日同じ時間に起きて、嫌悪感に包まれながら急ぎ足で支度をして、同じ時間にくる同じ電車に乗って、同じ駅で降りて、同じ道で同じ職場に行き、同じメンバーと顔を合わせ、同じ業務をこなし、同じ終電に乗り、疲れ果てた足取りで家のドアを開け、そのままベッドに倒れこんで気づくと眠っている。休日は終わらない仕事をいつものカフェで片付ける。特別な感情はない。ただただ毎日をこなしているだけ。本当にこれでいいのかな?本当に、いいの?私は休日を1日使って、白い紙に自分がやってみたいことを書き出した。立場とか、年齢とか、お金とか、時間とか、将来とか、過去とか、経験とか、恵まれた環境とか。そうゆうのは一旦とっぱらって、単純に心から「やってみたいこと」を書き出した。そして私は今から「逃げること」を決意した。時には「逃げる」ことは恥とされる。これまで私は、逃げずに耐えることが大切だと教わってきたし、それがここ数年特に身にしみて、心の柔らかくて素直な部分をコーティングしてた。それが、美徳と思い込んで、苦しくて苦しくてたまらなかった。だけど、白い紙に書き出された言葉を見て気づいたんだ。「逃げることは恥ですか?」逃げたっていいでしょ?嫌なことを苦しい思いをして続ける意味って何?その先に何があるの?安定?幸せ?それって本当に私にとっての幸せ?そしてこのプロローグを書きはじめる。自分のこれまでと、これからを整理した。「世界一周しよう」人生から逃げる旅に出よう。どうなるかはわからない。何をしにいくのかはこれから決めよう。お金はたくさんはないからあるだけで行こう。それからのことはそれから考えよう。今はただ、このくたびれた生活から逃げ出そう。こうして私は1つ、大きな決心をした。つづく写真はLAで住んでた街の夕日です