
何か片づけると何かが出てくる・・・その不思議
今月初旬、実家から共に越して来た桐箪笥を粗大ごみへ。
すべては無理と引越の際、分割の上段のみ新居に運び入れ
チェストとして寝室で使用してきたが急いで通るとぶつかるなど
そんな年齢にさしかかり力のあるうちにとやむを得ず処分

忘れていた引出しの中身の美しいことに驚いた
引越準備にあわてて桐箱にしまった5年前のことを思い出し
共に現れた雛の台座と屏風にお正月の飾りつけをしてみることにした

蒔絵 真珠 貝と自然の恵みがふんだんにあしらわれた装身具に
しばし見とれながら時を過ごす そんなお茶会も良いものだ
心に豊かさを注ぎ入れるような・・・雅な感覚

会ったことのない母親の母のものが大半だが私が七五三で着けた
はこせこや挙式前の着物着用に髪にあしらった簪も現れた
永年暗所に閉じ込めていたことを後悔するほどの奇麗さに胸が痛む
正月を迎えるにふさわしい素敵な雰囲気になり嬉しい限り
来年早々ここに雛も一緒に飾ろうと蒔絵たちに頭を垂れる