
唯一の休み大晦日 美味しい鮪刺でもと。少々値がはっても自分へのご褒美に
食べたいものを買おうと小雪が舞う中、勇んで近所のスーパーへ
鮮魚コーナーにさしかかると普段冷凍ものを置いてあるエリアにたらばがに発見
それもボイルしたばっかり 食べやすく切ってくれると声をかけられる
よほどガン見したに違いないと照れる

たらばの奥を見ると二尾だけ立てかけてあったのが伊勢海老 それも生
友人と銀座の寿司店で食べた あれが最後だったかと脳裏に浮かぶ
買っちゃいなよ いやいや値段による きちんと値段を把握してからよ
心も大混乱 色々な声がこだまする中、冷静さを取り戻すため
店内をもう一周してみることに・・・

店内をまわりながらお財布の中も確認 それってもう買う気じゃないと・・・
まぁ明日も仕事だし豪勢にいこうと心を決めた割には女性スタッフにかける声が小さい
清水の舞台から飛び降りた自分だが 厨房でさばいて下さると伊勢海老を丁寧に持った
女性スタッフのおしりをついていくのが何だか気恥ずかしい
だってこのくらいのお買物 暮れだしする人は沢山いるはず・・・
なのに堂々とついて行けないこのこの気の弱さに笑う

もう何も買えないと逃げるように店から出るとその半端ない重さに驚く
・・・まずはお刺身からいただいて
そして頭からたっぷりとったみそをちょっとソテー
これが抜群に旨い 厨房の男性に殻は持ちかえるかと聞かれ
緊張感からかいらないと言いそうだったのだがもらってきて大正解
それにしても何でそんなことを聞かれたのだろう・・・
こんなに身が詰まっているのに

そしてお次はボイル 朱に色づいた顔が立派で年末年始にふさわしい
と独り言も飛び出す
足にもパンパンに身が詰まっていて嬉しい
和菓子用の楊枝でかき出し 歓喜しながら
いらないと言わなくて本当に良かったと大笑いする

むしゃぶりつくと言う形容がぴったり
殻で指が傷つこうとも手をやすめられない美味しさ
半分残したお刺身をいただくのが今夜の楽しみ
夏に最新チルドルーム設置の冷蔵庫も買っておいて良かった
終わり良ければ全て吉 清水の舞台からの伊勢海老でした