5/17(金)に、臨床心理士による初回カウンセリングを受ける前に、
インナーチャイルドやアダルトチルドレンの概念に通じる「スキーマ療法」について、
自分なりに復習してみようと思います。
この本に書いてあるのですが、
さまざまな心の悩みや生きる上での問題を「おでき」にたとえてみた場合、
・認知行動療法→おできを早めに手当てする方法。まずい兆候に自分で気づき、ひどくならないうちに対処するやり方を身につける
・スキーマ療法→「おできができやすい体質」そのものを変えようというもの。いわば心の体質改善
といった感じです。
スキーマとは、心理学の世界では「認知の土台部分となっている、価値観・ルール」のこと。わざわざ意識することもないほど心の中に染みついた、約束事のようなもの。
ということです。
スキーマ療法に本格的に取り組むには、それなりの年月がかかる(これまで生きてきた中で起きた出来事や感情をじっくり通り直すプロセスが必要になる)ので、
リワークプログラムの中では、スキーマ療法をじっくり学んで実践するだけの時間はありませんでした。
でも私は、このスキーマ療法がとても気になっていて、
私の場合、ここまで深掘りしないと「自分の生きづらさ」は解消できないのではないか、と感じていたので、
伊藤絵美さんのスキーマ療法の本を、リワークにいる間に読んだりしていました。