今回の夏のアルプスは、上高地からパノラマ銀座を縦走し、中房温泉へ下りる計画としていました。
途中、常念診療所では昨年同様、1日医療ボランティアをすることにしての計画です。
とても長い行程で、大変しんどかったです。
常念を出て大天井ヒュッテに宿泊しましたが、3日連続、夜にものすごい雨が降りました。
そして大天井ヒュッテを出て、燕岳から中房温泉の方へ歩いていき、燕岳までもう少しというところで、とんでもない事実を知らされて強制リターンさせされる羽目となりました。
ただでさえ長い行程が、試練の追加山行となりなり、本当に大変でした。
 
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仕事を午前のみ済ませ、職場を13時くらいにでて京滋バイパス経由で高山市内へ。もう夕方の時間で早めの晩御飯はここ。
https://www.miyagawa-ibuki.jp/miyagawa/
宮川中華そば
高山ラーメンを食べます。
 

ラーメンはこってりしてると思いきや、煮干し系であっさりしてました。
餃子もジューシーでおいしい。
チャーハンは卵入ってませんがパラパラしててこれもおいしかったです。
ここから相方に運転してもらうのでビールいただきます。
 
高山市内から平湯温泉への国道158号は土砂崩れで一部通行止めで迂回させられます。道は1.5車線でやや狭いです
 
19時あかんだなに到着しまず車中泊の用意
気温は23℃で暑くない。しかし、携帯の電波が繋がらずoffice 花さん(車回送業者)と最終やり取りは平湯温泉へ歩きながら。
真っ暗な遊歩道で徒歩であかんだな駐車場から平湯温泉まで歩きます。数日入れなくなる風呂へ入るため。
 
(※車回送業者 office 花さん )
https://www.office-hana.net/
によって中房温泉へ回送予定も、まさかの中房線土砂崩落発生により下山不可となり急遽しゃくなげの湯へ回送依頼。(お値段 21000円)
 

いつものひらゆの森へ。
https://www.hirayunomori.co.jp/
大きな内湯は源泉硫黄泉でおそらく湯の花は濾過されてて熱め。露天は多数ありますがうたせ湯がある浴槽がおそらく源泉そのまま、湯の花わんさかの硫黄泉でお勧めです。あと露天にでてすぐ手前にある丸い井戸みたいな浴槽は平湯温泉のメインと思われる鉄系モール臭ある源泉で、二種類の源泉が楽しめます。
 

その日の夜は満天の星空で、OMで星空AF使用して撮影。
これが今回の旅で最初で最後の星空でした。
次の日以降、夜は毎日雨雨雨…しかも大雨で…最後にそのせいで大変なことになるとは…
 

初日。5:20起床。あまり眠れず。暑さは逆にやや寒いくらいで寝袋を途中で出しました。
4時半くらいに外で騒ぐ非常識な若者集団かいました。何を考えてるのやら…
朝食、昨日買ったパンを食べます。

用意をしていると、あらかじめ駐車の場所と車種、ナンバーを伝えていたので車の回送業者さんが自分の車までこられました。回送料21000円。現金オンリーで渡しました。ここの駐車料1日600円はなんと向こう持ちで支払ってくれるとかです。親切。ではここで愛車とお別れ、中房温泉で再会することに。(それがまさかの別の場所で再会とは・・・)

 
 

上高地到着。肌寒いです。用意してようやく出発。
30分ほど時間かかりましたが 計画よりかは30分早く出発です!
本日の河童橋は、山がよく見えます。
 

 

アブが寄ってきたので早速 このハッカ油を使ってみます。→以降、長丁場の山行で使用頻度大です。特に匂い消しで威力発揮でした。
 
 
 

10時 徳沢で 早めにお昼ですが、今回は行動食のみのお昼。
今回は名物のカレーなどはたべませんよ、 なぜなら今から 急登 なので
11時以降ではもう通ってはいけないということは山頂までの道のりが長いということ。
 

何の特徴もない 急登を無言で黙々と登っていきますが… きつい!
まだ気温が低めなのが不幸中の幸い。
そして さっき ふったハッカ油のためか、アブがこっちには来ないので やはり ハッカ油 は有効 みたいですね。

長塀山に着きました 予想通りというか、まさかの眺望なしです ここも。

 

 

14時20分 上にいた女性の方から、雷鳥がいますよって言われて 急いで登ったが もうすでに 雷鳥の姿はなし。
しかしついに穂高連峰がようやくここで見れました! こちら側から見る景色は初めてですので 新鮮です! 目の前に 大キレットがドーンとあります。
この景色を見ると今年の夏も来たなあ…アルプス!と思います。夏の甲子園みたい。
 
 

つきましたーまずは蝶ヶ岳。
ついた瞬間にガスってきました。まあ、明日以降あるからいいかー
ここには写真撮る用の台があります。
 
 

蝶ヶ岳ヒュッテ到着。
あらかじめ、やまたんで予約してました。今回は半個室。
電波は、auですが余裕で繋がります。
本日木曜日で混雑は70%程度かと。
ここにも診療所あります。名古屋市立大学が担当してるとか
 

こんな感じです。コンセントは使用不可みたいでテープ張られてます。ザックとか濡れたものは廊下に置かないとだめです。
大部屋の方は更衣室が別にあります。
トイレはほかの方が書いているとおり19時までは外のトイレです。

充電コーナーは到着遅かったためかすでにいっぱい。ていうか、少なすぎでMicro USB Type-Bが余ってました。それは今どき、使わんでしょ?

しかも乾燥室がなく、普通に広いところで干すしかないです。ハンガーなかったら、受け付けいいうとハンガー貸してくれますが1人2本まで。
ゆえに皆さん部屋で干しているためか客室にはいるとむわっとします。
でも部屋には干すなと書いてあります…飲料水は宿泊者でも有料というのも…
 

 

17時から雨が降り出しました。
予報みると明後日から天気が崩れるみたいで、常念→大天井岳は雨。(ここはなんとかもちました)
3日後の燕岳からの絶景はどうやら絶望的みたい…(景色はよかったのですが、最悪なことがおこります)
 

17:45から夕食はこんな感じ。こんなもんか。
テーブルに置いている緑色した海苔の佃煮?と思いきや、結構辛い青唐辛子です。辛いもの苦手のひとはとらないように。自分はご飯のお供でたべました。
となりには、蝶ヶ岳診療所の医療スタッフが客と同時に食事されてました。6名。皆さん若そう。
 下山後調べたら。ぼたんこしょうという信州名物の辛い野菜のはいった、「やたら」というものかもしれません。しらんけど。
 
 

19時から痒みについての医療講演を聞きます。
名古屋市立大学の学生さんみたいでした。講演後質問多数。学生さん答えられず後ろからドクターが助け船出してました。そのドクターに講演後すこし話をききましたが蝶ヶ岳の医療行為の費用は全くかからず寄付のみで賄っているとのこと。
 
 
2日目 OMで
朝食は5:45とやや遅いので、早めに起きて見晴らしよいので、ご来光をみるために山頂まで行きました。
 
富士山も見えました。
 
ご来光!
OMのライブGNDモードで露出の違う太陽と雲海を両方描出できるように撮影。
 
OMで
槍ヶ岳、大キレット、北穂高岳のモルゲンロート
 
 
前穂高岳、明神岳も真っ赤っか!
 
槍様アップで。望遠もってきてないので、標準ズーム45mmデジタルテレコン2倍で。
 
 
6時25分 では常念へ向け出発!

診療所に12時までに到着しないといけませんが、ちょっと出遅れた

これから向かう常念としばしの気持ちのよい稜線歩き。

 
7時10分 蝶槍到着
ここからズドーンと劇下りになります。
ここからアップダウン連続。
 
 

植林帯へ戻らされ、結構ザレって下りにくい道や、はしごを下りどんどんどんどんと下へ。
さあここから常念までのまた 登り返し!きついだろうな…

振り返り 蝶槍を見ます。 結構おりました。
そして 森林限界の境界線もよくわかります。
 

2592ピーク・・・ 2512ピーク・・・そしてまたまた下らせてから・・・

 

ようやく本日のラスボスの常念!

 

 
 
常念への道はやはり険しい。三股から登ったときと同じような。

あー疲れた… 歩きにくい…しんどい… 限界… 12時までにつかないといけないし…休めず 余計 しんどい …まだかな
さっきのがまさかのあるある偽ピークとかいわんといてよ・・・

 
お!頂上や!やった! 着いた!!
偽ピークじゃなくて良かったー しんどかったな…
 
 
長いガレガレの下りで、ようやく着きました。 足がパンパン! そしてチェックインじゃなくて左の診療所の方へ入ります。
めちゃくちゃ疲れたーでも、仕事はこれから
 

早速賄いのお昼。別にあります

ご飯とパスタとハンバーグ。ここの食事はクオリティ高い。美味しいです

 

そして念願のTシャツようやく購入できました。早速着用。
あと常念小屋はしっかりした乾燥室あり、水も飲用可能で無料です。

 

去年と同じく入り口前に出張診療所開設。今年はたくさんの方が血圧測定など相談にこられました。

夕食中お邪魔して、外傷のファーストエイドについて講話させて頂きました。

 
我々スタッフは19時からの食事で、賄いはご覧の沖縄料理でした。
今晩も夜に豪雨となりました。患者さんは幸いこなかったです。
 
3日目
やはりあまり眠れず。5:15起床
朝は一旦雨が上がり、これから行く横通岳。
最新の予報は本日13時から雨に。なのでそれまでに大天井岳つけばよいか。
7時50分お願いして早めに出発させてもらいました。天候悪化のためです。
 
OMで コマクサは高山の女王 としか知らないです(笑)
 
8時50分 横通岳 よことおしだけ 到着。標識もなし。
三角点のみ
 
チングルマの綿毛
 
東天井~大天井岳付近は雷鳥がよく飛来しています。全く人を警戒してません。しばし撮影。OMで。
 
刹那げな表情…
 
岩場と雷鳥は絵になります
 
 
雷鳥撮影して満足し、大天荘に到着。
一瞬だけ なぜか晴れて 暑い!
荷物をデポ してあの裏の大天井岳 山頂へいきます。
 
11時50分 大天井岳 山頂です。大天荘から20分ほどで到着。
 
雨が降ってきましたが、着ると自分は暑くてレインウェアは取りました。
ここからヒュッテまで結構 下ります。
振り返り撮影このような岩場、 落石のあるような トラバース。そして梯子場もあります。
結構下りでやや危険で、ヘルメット推奨ですが我々は持ってきてませんでした。
 
 
大天井ヒュッテ、やっと見えました!
かなり下りました。鞍部にあるということは、水は大丈夫そうかな?と
→苦労して汲み上げた水で貴重だから無駄遣いダメと。
 
12時50分 到着ー!雨はすこし降られたのみ。
我々がチェックイン第一号みたいでした。
 
お部屋は大部屋と思ったのに驚きの個室状態!
手前にはザックを引っ掻けるフックもあります。
各部屋4人用、二人用とあるみたいでた。多人数の狭苦しい部屋はないです。
いままでとまった山小屋のなかでもトップクラスの清潔さです。
部屋のなかにはハンガーとかける棒がついてます。気が利きますねー
 

飲み水は無料で飲用可能ですが貴重なので使いすぎないようにと。歯みがき粉使用禁止。乾燥室とトイレがありトイレは男女共用

 

ここは、モバイルバッテリー充電禁止です!御注意!時間も16~20時です。
天候わるいからお客は少ないと思いきやまあまあ混雑となりましたが、充電待ちはなさそうでした。

 

牛首展望台は、今回は ガスっているし天気悪いのでパスです。

雨は15時から本降りになりました。この雨がその夜とんでもないことをしでかしてくれました!
 

 
17時 夕食と朝食弁当。
トンカツです。ここも山小屋のなかでトップクラスの豪華さと味です!うまかったー 
でも、もうビールは飲まないことにします。高山での飲酒は体にわるい。
 
これもセンスある道しるべ。
それからまた雨が降り出しました。
今回の山行は電波繋がる度に明日の予報確認。最終、次の最終日夕方まで雨が降らないとなりました。でも見晴らしが早朝がよいとの予報なので明日は朝食弁当にして、4時くらいに出発と決めました。(これが後程最悪な結果に…)
とにかく今回は天気がコロコロ変わります。

二日目終わり。消灯は20時ですこし早めでした。
 
 
 
さあ、最終日、燕岳へまず行きましょう!
4:20登山開始!
 
岩場あり登っていきます
 
 
 

落ちたら死ぬ鎖場通過。でも足場はまああるので ゆっくりすれば大丈夫。

結構険しい道です。ここで体があったまったので、 防寒できていたレインウェアを取り、ヘッデンもしまいました。

 
絵になる一枚。OMで。正面は有明山か?
 
そして 左手に燕岳が遠くに見えます。
これから歩く 気持ちの良さそうな 稜線が見えます。
これはすごいわ!(その時は幸せで)
 
先述の診療所で一緒になった看護師さんから喜作レリーフだけちょっと 注意と聞いてました。
さてどんな感じでしょう? と思いましたが、梯子を登ったあとの鎖場 ぐらいが危険で、注意すればさほど危険ではなし。
しかし、初心者通ると渋滞します。(後程の強制リターンで体験…)
 
 
これから行く縦走路と奥に燕岳。
OMで
 
燕岳。特徴的ですね。
OMで
 
鳥がいたので撮影。AIに聞くと、ホシガラスと。
もうすぐ災難な情報が届くのに呑気に撮影してます。
OMのプロキャプチャーモードで。
 
ここから下ってからまた登ります。大下りと呼ばれる箇所。
 
大下りを逆に登りここへ。
何度も槍ヶ岳。左には再び奥穂高岳方面が見えます。 槍ヶ岳の右には笠ヶ岳が見えます。
ここで 先行する若い3人組が立ち止まって何か相談しています。 何かな?と思いましたが これが後ほど 何で止まっていったかが分かります。
 
ここで!綺麗な景色と裏腹に対向してきた方から、とてもショックな情報!
中房温泉へと道が陥落して通行禁止なので下山できないとのこと!!どうするか結構焦ります。とりあえず燕山荘までいって情報収集か?
ワンチャン、北燕岳からのルートで中房温泉へ 下山できるのかと、その時は 思っていました。
しかし!陥落しているのは登山道でなく、温泉へ到達する車道の林道であると別の対向してきた方から貴重な情報を仕入れました。
結局中房温泉からも車で下山できないってことが判明!!
ここで泣く泣く引き返すことになりました。燕岳はまだ今度でお預けです…めちゃ悲しい…
そしてこれからまた常念小屋から一ノ沢下山となり、試練のリターン山行開始となります。
後ろは蛙岩みたいです。
(もう少し早く教えてほしかった・・・)
 
 
皮肉な無言の二回目の稜線船歩きです。
引き返し組の方前方に歩いてます。
焦ってめちゃくちゃ飛ばします。これが間違いだった。道のりは長いので、ペース配分が大事でした。
 

大急ぎで何人かの方を追い抜きました。
喜作レリーフ渋滞すぎて、また、分岐まで。
アプリのルート逸脱警告 聞きながら、分かってるわ !と返事しながら、 大天荘への上りがきつくてきつくて…ヘロヘロ…
そして、悲しみの2回目の大天荘に到着です。

さてここで昼食とか連絡とかしますが 連絡できるかな?山小屋の人に聞いてauつながる箇所からなんとか電話可能!
中房温泉 キャンセル連絡と回送業者にも連絡。一ノ沢下山すると伝えると車は幸いまだ中房温泉にとめてないらしく、しゃくなげの湯へ 回送を変更してもらうよう依頼。とりあえず最低限のことは済ませました。
昨夜に中房温泉へ車を回送されていたら車を回収できなくなり終わってるところでした。
 

常念小屋への戻る道が、とても長くて疲労も結構きついて、フラフラしてきました… 
もう結構限界…フラフラで足元もほぼほぼつかない…
岩場がかなり堪えて岩場だけに、岩バカ!と思います(笑)
汗が出ないということで塩飴を舐め、すこしましになりました。

そして、ようやく常念小屋が見えました!ほっとしました。これが本当の出戻りですね(笑)
 

 

着いてから 水分を 給水して追加 そして、写真のように100円払うと小屋の人がタクシーを下山口 へ呼んでくれるので 申し込みをしました。

 一応 4時間で下山で書きました

ここで 魚肉ソーセージとソイジョイを注入します。
診療所に残っていた学生に戻ってきたぞー!といい、事の経緯を説明。するとこの日は医師がいないとのこと!しかし 申し訳ないけど 我々も 下山しないといけないので 降りることにします。
…が 2人ほど急患が来たので 、診療所が困ってそうなので、急患二人の診察と指示をして、下山することにしました。
この日はきっと燕山荘からとか他の客が 常念小屋に流れ込んでいるので、ものすごく多人数になってるし、診療所も忙しいことでしょう。診療所、心配です。どうなったんだろう?

 

 
12時40分 では、申し訳ないけど、本当の下山開始!
 
このような階段の道が続きますが、今までの道と比べると断然下りやすいです。
振り返り撮影。ここが 胸突八丁らしいです。
ここからの下山が歩きにくかった。
 
渡渉もあり。ガレガレで歩きにくい区間でした。黙々と無言の苦痛のいつもの下山です。
 
15時24分 一ノ沢登山口におりました!
 

ここが一の沢登山口へ続く道の陥落場所です。
歩行者は山側にものすごく高巻きさせられます。
このなんてことない階段が、めっちゃ辛くて、なかなか登れない。

結構な高さです。陥落箇所は 土台が出来上がってる状態です。

 

 
16時 タクシー乗り場つきました。予約したタクシーは 申し出た時間より30分早く着いてましたが、既にタクシーは待ってくれていました。 助かったー
撤退決めてここまで8時間半ですよ!
大天井ヒュッテでてからだと合計12時間歩いてたんですよ!
我ながらよく歩いたわ。この歳で。
 
そしてタクシーでしゃくなげの湯まで戻り 無事に車を回収することができました。
 
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今回は本当に色々ありすぎて、予定通りにはいかない山行になりましたが、ご来光やモルゲンロート、雷鳥にも会えて、パノラマ銀座らしい稜線歩きは十分楽しむことができました。
燕岳のみインコンプとなりましたが、まあまた来ることにします。
 
4日間の山行時間:31時間49分
距離 47.3km (うち最終日は19.2㎞)
累積登り 3,327m
累積下り 3,675m