東京ヴェルディの戦術の参考として、2025シーズンのJ1の京都戦を振り返ります。

 

東京ヴェルディの戦術がどう変化したのかを調べるのが理由の一つです。

 

サンプル:J1第26節、東京ヴェルディがアウェイで京都と戦った試合、前半のみ。

 

監督

東京ヴェルディ:城福監督

京都サンガ:曹貴裁監督

 

得点

東京ヴェルディ

なし

 

京都サンガ

なし

 

 

0−0で、ハーフタイムに入っています。

 

 

京都の攻撃は徹底して右サイドを突いてきていました。

 

城福監督のやりたいサッカーも、右サイドを徹底して突いて、そこからクロスを上げて試合を作ることだったのかもしれないと、改めて感じさせられました。

 

右足だけの攻めでも、これだけのことができるのですね。

 

 

京都は、前線の3人、ラファエル・エリアス、マルコ・トゥーリオ、原大智の3人の選手が、背が高く、ボールも扱える技術があって、破壊力抜群でした。

 

右サイドでポストになり、ボールを保持し、ブロックを破ってクロスを上げることが3人ともできる。

 

エリアスとトゥーリオの2人の関係性だけでDFラインを崩していくので、厄介でした、クロスも上手い。

 

3人ともボールを持ってから攻めに入るタイミングが速く、DFが後手を踏んでいました。

 

京都が右を突いてきていたのは、東京ヴェルディが自陣左サイド(京都右サイド)が弱いからなのか、それとも京都が右が強いのか、何らかのデータがあったのかもしれません。

 

しかし右で崩すだけではなく、左からも流れたボールを拾っての2次攻撃からのクロスを上げ、左右からクロスが上がっていました。

 

 

東京ヴェルディとしても、セカンドボール、ポストの跳ね返り、シュートの2次攻撃など、こぼれ球の処理は考えなければならない課題かもしれません。

 

ただ前半の時点では、京都の攻撃に、粘り強く守備対応ができていました。

 

課題は攻撃の回数が少ないことでは、43分の松橋選手のシーンは惜しかったですが、もっとチャンスの回数を作りたい。

 

 

京都は守備も強かったです。

 

4~4−2か、3−4−3の変形する守備陣形を使っており、特にサイドにクローズする場面が多かったです。

 

局面によって違いましたが、3人が連携を組み、FW3人でDFを捕まえて、MF2人でまたMFをマークしていました。

 

また前線の2人がコースを切りつつプレッシャーにいき、中盤は3人がマンマーク気味にMFにつく場面もありました。

 

全員がゾーンでコースを切る、全員がマンツーで守るのではなく、前線はゾーンでパスコースを絞り、中盤はマンツーで相手のMFをマークする、サイドのフリーの選手に渡れば後ろからサイドの選手が上がってくる。

 

 

システムが整備されていました。

 

中央はめっぽう堅かったし、中央を固める守りだったのかもしれません。

 

 

あと後方が2バックで、薄いな、とは感じたのですが、1FWの染野選手は左サイドへ誘導されて、うまく動けていないようでした。

 

染野選手が、ワンフェイント入れて、右に持ち替えれないか、とも思ったのですが、実際の判断は難しいのでしょうね。

 

 

東京ヴェルディの攻撃については、直線的な縦方向への走りが多いな、と感じました。

 

松橋選手の惜しかったシュートについては、外から斜めに入ってきたもので、スペースに入って合わせるものでした。

 

東京ヴェルディの攻撃は繋がるし、上手いし、サイドチェンジなども出ていました。

 

ただ、外へ、外へと追い出されてしまう、そしてマークが外せていない。

 

走りがみんな直線の走りで、円やジグザグのマークを外す動きをしないし、斜めに走るパターンがない。

 

中央に斜めに入っていく動きをすれば、マークが引きずられてスペースが生まれるので、斜めや横の走りなどは、今後の課題かとも思いました。

 

 

長くなりました。

 

 

東京ヴェルディの試合を見ての、簡単な感想のメモです。

 

全て結果論なんでね、好きに言えますけど。

 

読んでくださったなら、ありがとう。