バスケが熱いぞーー。日本男子チームは沖縄アリーナ開催のバスケW杯で善戦するものの、一次リーグで敗退した。が、順位決定ラウンドでは2勝し、アジア参加国の1位となり「パリ五輪」の出場を決めた。躍進の背景には熱過ぎる観客の応援と、ホーバスヘッドコーチの情熱溢れる指導無くしては考えられない。


欧米チームと比べ、日本チームは身長で大きなハンデをもつ。ハンデを補って互角以上に戦うにはスピード、スタミナ、システムなどで勝らないといけない。今大会、日本の3勝中2勝は、最終の第4クォーターで逆転勝ちしたもので、どのチームより練習量をこなしてきた結果が、スタミナとして生きたのだろう。


バスケの花形、ダンクシュートは断然カッコいい。でも、私が一番好きなのはスリーポイント(3P)シュート。エリア外から放ったボールは美しい弧を描き、リングに弾かれずネットをゆらす。瞬間、自然と笑みがこぼれ、会場が大きく沸き立つ。エリア内のシュートは2得点だが、3Pシュートは3得点もらえる。


実際の試合では得点差を縮めたり、離したりする “日本の武器“ が3Pシュート。成功率40%で上出来と言われるなか、富永啓生選手〈写真下〉は最終試合で75%まで成功率をきわめた。身長差に関係なく、3Pシュートは技能のみで勝負ができる。日本が「パリ五輪」で勝ち抜くには全選手がきわめたい。





🏀あとがき
日本バスケ界を牽引したのは、じつはアニメ・マンガの「スラムダンク」ではないのか。映画は日本だけでなく、中国、韓国でも大ヒット。高校バスケの全国大会をメインにえがいたもので、5人の選手全員に光を当てたスポーツ群像劇だ。集団スポーツでの個人か組織かーーの疑問に答えてくれた映画でもある。