環境と人生のシナリオ | 「カッコいい身体は人生勝ち組」パーソナルトレーナー ボデイビル競技歴37年 内藤 格 ないとういたる のブログ

「カッコいい身体は人生勝ち組」パーソナルトレーナー ボデイビル競技歴37年 内藤 格 ないとういたる のブログ

ボディビル競技歴35年
「神の身体を手に入れた男」
パーソナルトレーナー
内藤 格(ないとう いたる)
仕事
●パーソナルトレーナー
ゴールドジムイースト東京、出張、メールでの通信指導
●トレーニング関連用品販売
内藤商店 http://naitou-shouten.com/

これは5年前出場したLAの試合NPC LAチャンピオンシップ予選の様子

この時は前日に1983年Mr.オリンピア(ボディビルの中で世界一レベルが高い試合)で優勝したサミア・バヌー氏にコンディションチェックとポーズ指導をして頂き3位に入賞(翌年優勝した)した。

 

SNSで知り合ったサミア氏が

 

LAに来る時は俺の所に来い。

 

と言ってくださったのだ。

 

 

 

試合の前日、


明日は試合だから日本のお土産を渡したら早々に帰ろう。

 

と思って会いに行った所、

 

ところでお前、明日試合なんだよな?

 

コンディションはどうなんだ?

 

身体を見せてみろ。

 

と言われて身体を見せた所、ポーズを指導して頂けるという幸運に恵まれたのだった。

 

 

 

17歳でボディビルを始めた時、雑誌で見たMr.オリンピアのチャンピオンが僕の目の前にいる‼️

 

いいか、1個1個のポーズに心を込めてポーズを決めるんだぞ。わかったか。

伝説のチャンピオンが目の前で「このポーズはこうやるんだよ」と素晴らしいポージングを見せてくれた。


シャツの上からでもくっきり見てとれる巨大な筋肉の隆起にポカ〜ン

どうなってるんだ、この身体は‼️

すごいな‼️

LAの試合には2003年から2017年に優勝するまで15年間で10回出場した。

 

いつもLAの試合は毎年全米選手権大会に出場して2位、3位に入賞している選手も出場していてレベルがとんでもなく高く、終わった後も満足感や達成感があってやりがいがある試合だった。

 

自分の中で心に残っているのは順位、結果よりレベルが高い試合だった。

 

全米選手権で優勝した選手と優勝争いをした試合もあった。



 

僕が飛躍的にレベルアップする事が出来たのはこのレベルが高いLAの試合に15年間挑戦し続けたからだと思う。

 

人はその人がいる環境のレベルの高さによって成長も退化もする。

 

 

 

ここ何年も

 

沢山の人がいるジムで自分の事だけに集中してトレーニングするのは困難だ。

 

と感じつつも

 

ジムはマシンなど設備が整っているから、ジムでなければ最高のトレーニングは出来ない。

 

という理由だけでたくさんの人がいる中でストレスを溜めつつも我慢してジムでトレーニングしてきた。

 

沢山人が集まればいろんな人が来る。


そればかりはどうしようもない。


最高に精神集中して高重量を扱う危険なセットに入ろうとしている時に話しかけられても

 

今、精神集中して命かけて全力でセットに挑もうとしているのがわからねえのか、この野郎。

 

とは言えない。

 

お遊び半分のウォーミングアップみたいな緩いトレーニングしかやらないような一生懸命やってない人達にそんな事を言っても理解できないだろう。

 

この人達は何故毎日毎日お喋り、スマホ、人間ウォッチングに夢中で自分のトレーニングは一生懸命やろうとしないだろう。

 

この人達は何年も変わらない身体で一体何をしにジムに来ているのだろう。

 

そのような「本気でない人達」が大勢いる中でストレスばかりが積もっていった。

 

 

 

今年の4月中旬、

 

ジムでトレーニングしてそんなにストレスが溜まるなら、設備よりも「集中して行える環境」でトレーニングした方が身体が進化するのではないか?

 

とりあえず1ヶ月ホームジムでトレーニングしてみては?

 

と思い、一人で修行僧のように修行を積むためにホームジムでトレーニングする道を選んだ。

 

ホームトレーニングは僅か3畳にも満たないスペースでバーベル、ダンベル、ベンチ、ハーフラック、プッシュダウン用のケーブル位しかないが、人の喋り声もなく静かで自分のトレーニングに集中する事が出来て、信じられない位快適でストレスゼロだった‼️


静かで最高に集中出来る環境で極限まで追い込む。


自宅なのでマスクをする必要もない。


エアコンもかけ放題で超快適‼️

170kgのバーベルでスクワットも出来る!

68kgのダンベルローだって出来る!

筋トレは個人プレイだ。

 

団体プレイではない。

 

最終的に頼れるのは自分しかいない。

 

一人で自分の事だけに集中してトレーニングするのにお友達や仲間など「余計なもの」は要らない。

 

 

 

ホームジムでトレーニングするようになってから様々なストレスから解放され、まるで解き放たれたかのように再び急速に身体が進化して5月下旬に開催されたCJBBFチャンピオンシップで最高の身体でオーバーオール優勝することが出来た。

ホームジムでトレーニングしている。


と言うと、みんな


ホームジムでそんな身体が造れるなんて、信じられない。


と驚いていた。

これからもホームジムでトレーニングする限り身体の進歩が見込めるだろう。

 

今後の身体の進化が楽しみだ。

 

 

 

38年前、17歳でボディビルを始めた時、

 

ボディビルで成功してボディビルで食べていく。

 

と人生のシナリオを決めていた。

 

 

 

殆どの人間は周りに合わせて周りに流されてただ何となく漂うように生きているから「自分はこう生きたい」「これだけは譲れない」という信念など持って生きていない。

 

だから己の力だけで何かを成し遂げる自信など持ち合わせていない。

 

メンタルが弱々しいから群れたり組織に属さなければ生きていく事が出来ない。


周りに合わせなければ(仲間はずれにされるから)生きていけないから、周りに合わせる事なく自分がやりたい事を思いっきりやる勇気がない。


レベルが低い人達と連んでいるが故にその人達に合わせていなければいけないから、いつまで経っても自分のレベルを上げる事が出来ない。


という事にいつまでも気付く事なく現状に満足して、成功者の事をただ何となく「いいなあ」と思って見るだけで一生を終える。


殆どの人間はやりたい事を思いっきりやる為に思い切って周りとの関係を断ち切る勇気などこれっぽっちも持ち合わせていない。

 

これが何かで突出した成功者は少なく、殆どの成功者は孤独であるという理由だろう。




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