翌日日曜日も、片道1時間かけて、12時から面会に行きました。
半日ぶりに会う娘は、とても不機嫌そうでした。
理由を尋ねると、
「ここの病院な雰囲気が苦手」
「看護師さんが冷たい」
「先生の圧がすごい」
「喋れるお友達がいない」
「ご飯が少ない」
「暇すぎる」
…。
次から次へと不満が爆発しました![]()
そりゃそうです。
ある日突然、救急車に乗せられて知らない病院に連れてこられて、
一日の大半をベッドの上で1人で過ごしているんです。
娘はまだ小学四年生、無理に決まっています。
それでも以前の病院では、顔見知りの医療スタッフが多く、入院患者数が少ないことから、常に誰かが構ってくれて
斜向かいに同年代の女の子もいて
それなりに気が紛れる空間だったのですが、
ここは満室ですが、全員カーテンを完全に閉めており、隣に誰がいるかもわからない状態で
医師や看護師さんも全体的にドライなのだそうです(これはあくまでも、娘の見立てです)。
それに加えてて、プレドニン 60 mg/dayの副作用なのか、強い空腹感、イライラ…
私に対しても攻撃的になり、そうかと思うと、突然眠いと言い出し、昼間から寝てしまいます![]()
娘は限界を迎えていました。
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翌日の検査の結果、娘の血小板は2,000/μLと、かなり低値でした。
ていうか、転院の時、ゼロだったの?![]()
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こんな状況なのに、副作用の強いステロイド治療が続くなんて…
娘は心身ともに限界を迎えておりました。
看護する私も2時間の往復に加えて8時間の付き添いに疲れを感じ始めており、
仕事を続けられるかもわからないような状況の中、
不安しかありませんでした。
そして、今までこのブログには登場していませんでしたが、我が家にはもう1人小学一年生の娘がいるのですが、
小学一年生の娘の方にも少しずつ皺寄せがきていました。
我が家は諸々、限界を迎えていました。
回顧録 19. に続きます。
