2回目のIVIG治療後も血小板が2万台にしか回復しなかった娘に対して、次のステップとして提案されたのは、なんと
骨髄穿刺
による診断確定でした。IVIG治療があまりにも効かなかったため、別の疾患を疑われているようでした。まさかまさかの展開です。
これにはさすがの私も旦那も驚き、担当医師に
「本当に今必要な検査なんですか?」
と、何度も食い下がりました。侵襲性の高い検査を我が子に受けさせる事に、とても抵抗がありました。何度説明を聞いても正直あまり納得できませんでした。
モンスター患者家族爆発です
骨髄穿刺当日、娘は麻酔で眠らされており、本人は何が起こったかわからないうちに検査がおわってしまったようです。検査の後も変な違和感はあったらしいのですが、あからさまに痛いというような感覚はなかったそうです。親としては、想像するだけで激痛なのですが、本人がケロッとしているのが、救いでした。
標本はすぐに大学病院に送られ、翌々日には確定診断が出ました。
診断は、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)で間違いありません
とのことでした。
この検査結果を受けて、これからの治療方針が決まり、ステロイドの内服が開始されました。
スタートは、40 mg/day。
この量が小2の娘にどのくらいの影響を与えるものなのか、全く想像できていませんでしたが、あれこれ考える間もなく、副作用はすぐに見た目に現れ始めました。
回顧録 7.に続きます。