娘がいつから特発性血小板減少性紫斑病(ITP)を発症していたのか?
正直、未だにわかりません…
なんとなく、おかしいな?と思い始まったのは2020年の年明けごろ、そのころから娘の足にあざが増えたな…と、気になり始めました。
とはいえ、その時はまだ1年生で遊び盛りの体育大好きな娘、頻繁に転んだり、擦り傷ができたりは日常茶飯事でしたので、
最近ちょっとおふざけが過ぎるのかな?
くらいに思って、特に気に留めることはありませんでした。
ですが、次第に、切り傷から出る血の量が増えたり、ちょっとした傷でも出血するようになり、娘の血を見る機会が徐々に増えてきました。今見ると、当時使っていた娘の枕カバーや布団カバーはあちこちに血がついており、明らかに普通じゃなかったんだな、と思えるのですが、当時はそこまで気づいていませんでした。
今でも記憶に鮮明なのが、ある日娘がお友達と近所の公園で遊んでいた時のことです。
娘は本当にちょっとしたはずみでお友達と衝突してしまったのですが、わずかな切り傷から血がしたたるように地面に落ちていきました。周囲の子供たちはびっくりしてしまい、私も慌てました。ですが、その時は深く切ってしまたのかな?と思って処置をしただけでした。
そんな日々が続く中、やはりあざが多いのでは?と気になる機会が増え、念のためという気持ちで一度近所の皮膚科を受診することにしました。
何気なく行った皮膚科で先生に指摘されたのは、
「傷とあざの場所がずれている。念のため大きな病院を受診した方がよい。」
という衝撃の一言でした。その後、紹介状をいただき、大きな病院を受診することになるのですが、その時の皮膚科の先生の気づきが娘のITPの診断に結びついたことを思うと、皮膚科の先生には感謝しかありません。