戦いを終えて⑩
前回触れた有権者の資質のお話・・・。結構賛同してくれる人が多くて、ほっとしましたし、勇気づけられもしました。
で、今回は、じゃあどうすりゃいいんだってことについて。
僕はこの現状を打破するためには、今まで選挙に行ってなかった人たちが選挙に行く。とりわけ若者が選挙に行く。これに尽きると思っています。そして新たな理想の政治家像をみんなで作り上げるのです。もちろん、従来から政治に参加している人達の思考を変えてもらうこともありですが、これはどうしたって難しい。往々にして、人は変化を好まない動物です。ならば、少々過激かもしれませんが、結局自身の利益のことしか考えない彼らの考えをマイノリティにすればいい。そう思います。
僕の友人(年齢的には娘でもおかしくないくらい歳は離れているのですが(笑))に、DREAMというボーカルグループの女の子たちがいます。
今回の選挙中も、快くニコ生に出演してくれました。
それがきっかけで、公正さにかけるという理由からEテレの番組が休止になったことについては、ファンのみなさん、そして何より本人達及び関係者のみなさんに申し訳ない気持ちで一杯です。もちろん、局の対応については納得してませんけど・・・。
選挙が終わり、感謝の旨をラインで送ったところ、メンバーの一人からこんなメッセージが届きました。
「洋介さんが選挙に出て、色々勉強するうちにエンターテイメントの世界も突き詰めていくと政治にぶつかるんだということを知りました。ありがとう!」
敗戦で落ち込む中、僕はこのメッセージに一筋の光を見出した気がしました。
まだ多くの人が気がついていないだけ。いや、端から自分には関係ないと背を向けているだけ。政治はこの国で暮らす国民なら誰にだってとっても身近なことで、その現実に気付かされるのは、通常は相当な歳をとってから。
でも、我々のようなおっさんが地道にそして辛抱強く説いていけば、若い有権者だってわかってくれることが実感できたからです。
日本という国では政治は宗教の話と同様に、どうもタブーな領域としてとらわれがちです。
したがって、友人と政治談義に花を咲かせるなんて経験はない人が大半だと思います。
そんな文化から変えていきませんか?
もちろんこのブログを読んでくれている人は、普段から政治には興味があって、僕なんかに言われなくて選挙には行っていることと思います。
そうであれば、積極的に周囲も巻き込んでいきましょうよ。
僕はこれからの3年間、自身が良かれと思う政治活動に従事していくことの他に、若い人たちに政治に興味をもってもらう活動に尽力しようと思っています。
この理想が実現できない限り、日本の政治は変りません。
難しいことはわかってます。でも、のびしろはあります。なんてたって、投票権のある半分の人しか選挙には行ってないんですから。
続く・・・。
日本を宣伝する
伊藤ようすけ