日光浴をすると、ぐっすり眠れる

晴れた日に、外で庭仕事をしたり、スポーツをしたりした日は、
心地よく疲れていつもよりぐっすり眠れた、という経験があるかと思います。
これは光が、睡眠ホルモンである「メラトニン」をつくりだしていることと
関係があるのです。

メラトニンは夜、外が暗くなると脳の中心にある松果体(しょうかたい)から
分泌(ぶんびつ)され、通常の睡眠サイクルが保たれるよう、
体内時計を調節する機能を持っています。朝になって明るくなると、
逆に分泌が抑えられ「起きろ」と命令を出します。

体内時計をつかさどる脳(視床下部)の視交叉(しこうさ)上核は、
眼のすぐ後ろ側にあって網膜(もうまく)と直結しているので、
光を敏感に感知し、大きな影響を受けるのです。

メラトニンが生成されるのに必要な明るさは、1000ルクスから
2000ルクスと言われており、日中の屋外は、曇りの日でも1万ルクス、
晴れていれ ば10万ルクスもあると言われる。
それに対して一般的な室内の照明は、数百ルクス程度である。

太陽の光を浴びず、1日中室内で過ごすとメラトこンが
生成されにくいので、眠気が生じないことがおわかりでしょう、
太陽の光をたっぷり浴びることが、メラトニン生成のためには、
もっとも大切なことなのです。

ただ、太陽光の質も、一日の中でさまざまに変化する。
もっとも効果的なメラトニン生成には、昼間や夕方の光よりも、
早朝から午前中にかけての光を浴びることが必要である。
メラトニンの効用には、ほかにも、気分をよくする、免疫力を高める、
体内の活性酸素を減少させる、といったさまざまなものがある。

日本は、四季によって変化はあるが、「年を通して昼と夜の区別が
はっきりしていて、太陽光線に恵まれている

それでも夏至と冬至で昼の長さの違いは約六時間)。
しかし北欧では、夏は白夜、冬はほとんど一日中が夜という地域もあり、
極端に日照時間が短くなる時期には、うつ病患者が増えます。

まずは朝起きたら、太陽の光を浴びましょう。

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