前職で、研修の時には
「模擬電話セット」というものを使っていた。
玩具の電話をもう少しリアルにしたもので
A・Bの2機間での会話ができるようになっている。
D社に入って、最初に使い方の説明を受けたのが
「てるコーチ」「ピアコール」という
研修用の電話機だった。
いずれもミニ交換機を備えており、
通常の電話回線と同様の通話音質で応対ができる。
また、録音機能がついていて
応対を録音して聴くことができる。
ピアコール…カセットテープをセットして使用する
応対時間はテープの長さ分だけ連続して録音できる
録音、再生はカセットテープレコーダーと同様の操作が必要
てるコーチ…IC録音で再生時の音質は良いが
1応対8分までしか録音できない
録音・再生はボタン一つでできる
という違いがあるものの
「応対を録音し、再生して確認できる」という点で
電話応対の研修には非常に便利なツールである。
その後、ピアコールは製造中止となったが
てるコーチは新型に変わりつつも
今も同じブランド名で販売をしている。
(金額は2倍くらいに上がっている)
外部の研修に行く時は、この機材が入った重量感のあるアタッシェケースを持って
出かけるのがいつものことだった。